レガシィ、インプレッサ、エクシーガにも!100万円で狙える「EJ20」搭載車【モーターファンおすすめ中古車】

スバル・レガシィ
スバルの名機と言われる「EJ20エンジン」。1989年から2019年まで30年もの間、生産された水平対向エンジンだ。高回転型でスポーツモデルに多く搭載され、今でもファンは多い。そこで今回の【モーターファンおすすめ中古車】では、100万円で狙える「EJ20」搭載車を紹介する。

おすすめ中古車を紹介する前に、まずはEJ20型水平対向4気筒エンジンについて、簡単に解説しよう。EJ20は、スバルにとって第2世代にあたる水平対向エンジンだった。登場は1989年。1.6ℓ〜2.5ℓの排気量、SOHCとDOHC、NAとターボといった本当にさまざまなバリエーションがあったEJ型。とくにファンの記憶に刻まれているのが2.0ℓターボのEJ20型である。

【ハッチバック】3代目スバル・インプレッサ 2.0ℓターボモデルは力強い加速が魅力

2007年6月発売当時の価格は145.9〜259.3万円。2.0ℓターボモデルのエントリーグレードは246.7万円だった。写真は前期型。

スバル・インプレッサは、1992年に初代が発売されたスバルのCセグメントモデルだ。今回紹介するのは、2007年に発売された3代目。「新快適スタイル」 という商品コンセプトのもと、スバルのコア技術である水平対向エンジンと当時新採用のシャシーとの組み合わせによる気持ち良い走りと高い安全性を基本に、合理的で無駄のない“5ドアパッケージ”が採用された。また「スタイリッシュと感じるデザイン」「使いやすさを感じるパッケージング」、そして「信頼と確かさを感じる気持ち良い走り」の3つの価値を重要視して開発された。 

高性能モデルのWRXを除けば、パワートレーンは、1.5ℓNA、2.0ℓNA、2.0ℓターボエンジンの3種類が設定された。走りを楽しむなら2.0ℓNAエンジンがおすすめ。エンジンは今はなき名機「EJ20」。最高出力は140psだが、過不足なく軽快に駆け上がる。低回転域からでもトルクを感じられ、非常にバランスの良いエンジンだ。よりスポーティな走りを求めるなら2.0ℓターボモデル(4WDのみ)。最高出力は250ps、最大トルク333Nmでめちゃめちゃ速い。その上に300ps越えのWRXがあるためあまり注目されないが、当時のシビックタイプR(FD2)が225psだったのを考えると、いかにこの「標準」インプレッサがすごいかを理解していただけるだろう。「WRXほど過激さを求めないが、しっかりスポーツ走行を楽しみたい」方におすすめの一台だ。ただし、4ATは街乗りでギクシャクする場面があるため、できることなら5MTを選びたい。 

平均中古価格は約38万円。(ターボモデルは75万円)
たとえばターボモデルだと「インプレッサハッチバック 2.0 GT 4WD 2010年式、走行4万2000kmで車両本体価格89万円」というようなものがある。
ターボモデルはNAモデルより相場価格が高く、走行距離が比較的短く、状態の良いものを選ぶなら100万円前後と考えると良いだろう。

詳細スペック:S-GT

全長×全幅×全高(㎜)=4415×1740×1475
ホイールベース(㎜)=2620
エンジン:2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC16バルブターボ
駆動:フルタイム4WD
最高出力:250ps(184kW)/6000rpm
最大トルク:34.0kgm(333Nm)/2400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:4AT
車重(kg):1390
新車価格:252万円
※2007年発売当時のスペック

【ミニバン】スバル・エクシーガ 名機と言われるEJ20を積んだスポーツミニバン

2008年6月発売当時の価格は199.5〜278.2万円。2.0ℓターボモデルのエントリーグレードは278.2万円だった。写真は前期型。

スバル・エクシーガは、“7シーター パノラマ ツーリング”をコンセプトに開発されたスポーツミニバンだ。 スバルが培ってきたワゴン造りのノウハウを活かし、7人までしっかり乗れる高い居住性と開放感 あふれる室内空間を実現。スバル独自の水平対向エンジンレイアウトや、SI-シャシー(SUBARU Intelligent-Chassis)コンセプトによる高い操縦安定性、優れた静粛性、しなやかで上質な乗り心地が魅力だ。全長×全幅×全高=4740mm×1775mm×1660mmと扱いやすいボディサイズでありながら、3列目は決してエマージェンシー用ではなく、充分な室内空間を確保している。

2008年発売当初のエンジンは150psを発生する2.0ℓNAエンジン(EJ20)と、225psを発生する2.0ℓターボエンジン(EJ20)を設定。翌年の2009年には170psを発生する2.5ℓNAエンジン(EJ25)も追加されている。NAエンジンでも必要十分な走りをみせるが、おすすめはやはり2.0ℓターボモデル。専用ターボチャージャーを採用しており、コンプレッサー、タービン翼形状の最適化により、特に低速域よりトルクを発生させ、スムーズで力強い加速を楽しむことができる。安定した走りはミニバンというよりスポーツワゴンのような感覚だ。またリヤサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用することで7名乗車時でもしなやかな乗り心地としっかりとした車両安定性を両立している。走りに特化したモデルでも後席の乗り心地が悪くないのもうれしい。

平均中古価格は約45万円。(ターボモデルは48万円)
たとえばターボモデルだと「スクシーガ 2.0 GT 4WD 2010年式、走行2万3000kmで車両本体価格75万円」というような中古車がある。
3列目までしっかり乗れて、走りも楽しめるミニバンを求める人におすすめの一台だ。

詳細スペック:2.0GT

全長×全幅×全高(㎜)=4740×1775×1660
ホイールベース(㎜)=2750
エンジン:2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC16バルブICターボ
駆動:フルタイム4WD
最高出力:225ps(165kW)/5600rpm
最大トルク:33.2kgm(326Nm)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:5AT
車重(kg):1590
新車価格:278万2500円
※2008年発売当時のスペック

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