専用チューニングによるスポーツサスペンションの採用により、あらゆる路面での走行安定性を発揮し、サーキットにおいても優れた運動性能を発揮
このたび新型MINIのラインナップに追加されたMINIジョンクーパーワークスおよびMINIジョンクーパーワークス・コンバーチブルは、レーシングスピリットあふれる走りを特徴とし、精悍で卓越した走行性能と個性的なスタイリングを融合させたMINIのハイパフォーマンスモデル。
MINIクーパー3ドアをベースにしたMINIジョンクーパーワークス、そしてMINIクーパー・コンバーチブルをベースにしたMINIジョンクーパーワークス・コンバーチブルの2モデルの追加により、すでに発売されているMINIジョンクーパーワークス・カントリーマンALL4と合わせ、ガソリンエンジン搭載のMINIジョンクーパーワークスのラインナップが新世代モデルに移行した。
ジョンクーパーワークスとは、1960年代にモータースポーツ界を席巻したジョン・クーパーという人物の名前から取ったもの。ジョン・クーパー氏は、1960年代にクラシックMINIを素材にしたレーシング活動に関わり、チューニングされたMINIでモンテカルロ・ラリーを3度制するという偉業を成し遂げた実績の持ち主だ。
このたび発売されたジョンクーパーワークスの2モデルは、新しいMINIデザイン言語により、ブランドのデザインDNAを継承しつつ、MINIの本質的な価値への真摯な姿勢が、明瞭かつ流麗にモデル化されている。新しいMINIのデザイン言語は「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれているカリスマ的なシンプルさにより、コンポーネントの数を減らすことで、本筋にフォーカスし、感情的かつ直感的に感じ取れるアイデンティティが生まれている。
新しいMINIのデザイン言語におけるもうひとつの中心的な要素は、持続可能性を考慮した素材の選択だ。すべてにおいて刷新された内外装デザインは、新型モデルであることを彷彿とさせており、さらに、素材からクロームパーツやレザーを排し、代わりに新素材としてリサイクルポリエステルやリサイクルアルミニウムを利用するなど、将来を見据えた新世代モデルであることを主張している。
パワートレインはいずれも、231ps/380Nmを発する2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンと7速DCTの組み合わせ。専用チューニングによるスポーツサスペンションの採用により、あらゆる路面での走行安定性を発揮し、サーキットにおいても優れた運動性能を発揮する。
デザインではMINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新。新世代モデルの特徴であるクリーンなサーフェスや、複雑な8角形の輪郭を持つフロントグリルが印象的な新デザインのフロントフェイスは、新型ジョンクーパーワークスにも採用された。加えて、クラシカルなフォルムのヘッドライトなど、アイコニックなMINIらしさを象徴するエレメントも新世代モデルに確実に受け継がれ、ひと目でMINIとわかるエクステリアとなっている。
さらに、ジョンクーパーワークスを特徴づけるディテールが、内外装で見て取れる。エクステリアでは赤色の専用ボンネットストライプやルーフ、およびミラーキャップ、専用ホイール(17インチ& 18インチ)、JOHN COOPER WORKSエンブレム、JOHN COOPER WORKSロゴ入りレッドキャリパーのスポーツ・ブレーキなど、そしてインテリアではパドルシフト付JCWスポーツステアリングホイーツ、JCWスポーツシートによってハイパフォーマンスモデルであることが表現されている。
なお、このたびのジョンクーパーワークス2モデルにも、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ステアリング&レーンコントロールアシスト、リヤのクロストラフィックウォーニングといった先進安全運転支援機能を標準装備。また、並列および縦列駐車を容易にするパーキングアシスト機能や、ペダル踏み間違い急発進抑制機能、車速35km/h以下で前進した最後の約50mを車両が記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバースアシスト機能も採用されている。