システムトータルで190ps/310Nmの出力にWLTCモード燃費は14.3km/L

BMW5シリーズは1972年に初代が誕生したEセグメントモデルのロングセラーで、現行のG60型は8代目を数える。最新の5シリーズツーリング(G61)は、2023年7月発表のセダン同様に、BMW伝統のデザインを踏襲しつつ、コンセプトを一新し、格式のある存在感とエレガントさを同時に高め、2024年2月に発表された。

2024年2月の発表時、5シリーズ ツーリングには48Vマイルドハイブリッドシステム搭載のディーゼルAWDモデル「523d xDriveツーリング(税込890万円〜960万円)」とEVの「i5ツーリング(税込1040万円〜1600万円)」がラインナップされ、2024年12月には高効率ガソリンエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせたMハイパフォーマンスモデル「M5ツーリング(税込1998万円)」が追加された。
そしてこのたび、高効率ガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされた「523iツーリング(税込840万円〜910万円)」が追加となった。現行5シリーズ ツーリングで最も手の届きやすいモデルだ。

523iツーリングは、BMWグループが誇るEfficientDynamicsテクノロジーのひとつである高精度なターボシステム&バルブ制御に加え、ツインインジェクションを搭載したミラーサイクルエンジンである新世代モジュール式高効率2.0L直列4気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。より低燃費かつダイナミックな走りを実現すると同時に、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることにより、システムトータルで190ps/310Nmを発揮する。WLTCモード燃費は14.3km/Lだ。
※掲載写真は欧州仕様の520d xDriveツーリング