NSXが2027年に復活!? 最高出力1000PS級の3代目はレクサスLFA後継モデルよりも高コスパか

ホンダ NSX後継モデル 予想CG
ホンダが世に放ったスーパースポーツ、NSX。2代目が2022年で販売終了となり、ラインナップから姿を消したが、早ければ2027年にも後継モデルが発表される可能性があるようだ。

ホンダは現在、スーパースポーツ「NSX」の後継モデルを開発中と見られるが、この度その最新情報を入手。スクープ班が予想CGを制作した。

初代NSXは1990年に登場し、2005年まで販売された。2代目は2016年に3モーターハイブリッドモデルとして誕生し、2022年に販売終了。それ以来、その名はラインナップから消えているが、早ければ2027年にも第3世代がデビューするとみられる。

ホンダ NSX後継モデル 予想CG

予想されるエクステリアデザインだが、低いショートノーズにV型LEDライン、それに合わせて三角のスリムなヘッドライトを装備。そこから下に向かってLEDが伸び、バンパー吸気口を囲う。側面では、張り出したタイヤハウスとボリューム感満載のデザインが迫力満点だ。

入手した情報によると、ボディサイズは全高は先代同様の1215mmとされる一方で、全長4530mm、全幅1960mmと拡大するほか、ホイールベースも2640mmとストレッチされるという。

車内には最新鋭のフルデジタルインストルメントクラスター、超ワイドインフォテイメントディスプレイを搭載し、AI技術も投入される。

ホンダ NSX最終モデル

ホンダは2024年11月に全固体電池のパイロットプラントを報道関係者に公開し、2025年1月から稼働しているが、いよいよ実用化の段階となる。現在のEVのリチウムイオンバッテリーは電解質が液体だが、その電解質が固体であるのが全固体電池で、電解質を液体から固体にすることでより安全・高容量・優れた出力特性になるのだ。

最高出力は1000ps超えが濃厚で、航続距離700kmを目指して開発しており、最新のAWD技術も投入される見込みだ。

新型NSXのワールドプレミアは最速で2027年とみられ、市場ではレクサス「LFA」の後継モデルと対峙するが、価格面ではレクサスが3800万円前後と予想されているのに対し、NSXは3000万円程度と若干コスパで優位に立ちそうだ。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…