フィアット プロフェッショナルのLCV「デュカト」がマイナーチェンジ! 8速ATを新たに搭載

ステランティスジャパンは4月3日、フィアット プロフェッショナルのLCV(ライトコマーシャルビークル)「DUCATO(デュカト)」をマイナーチェンジし、同日発売した。ラインナップは、スタンダードモデルのL2H2(税込580万円)、ロングモデルのL3H2(597万5000円)、ロング・ハイルーフモデルのL3H3(税込615万円)の計3モデル。

新型のバンパーやドアミラーのほか、ボディ同色のモダンで革新的なフロントグリルを採用。ロゴも一新

新しいデュカトは、2024年8月発売のシリーズ9からのマイナーチェンジモデル。180ps/450Nmを発する2.2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、新設計のターボチャージャーにより燃費を改善し、従来モデルと比べてCO2排出量を8%(欧州参考値)相当削減した。

トランスミッションは新たに8速ATを搭載。従来のATと比べてCO2排出量は10%削減(欧州参考値)。また、より効率的に制御されたトルクによって快適性が増し、変速時のフィーリングや反応速度が向上している。最大450Nmの入力トルクに対応することで、前輪駆動の大型バンとしては高水準の走行性能を実現。スムーズなシフトチェンジを可能にするだけでなく、走り出しの力強いパワーと滑らかな加速を提供する。

エクステリアでは、アイコニックな独特のフロントデザインはそのままに、新型のバンパーやドアミラー、そしてボディカラーと同色のモダンで革新的なフロントグリルを採用。空力効率の向上も図られている。フィアット プロフェッショナル・ブランドの新しいロゴを装着しているのも新しい。この新ロゴはステアリングホイールにも採用されている。

ADAS(先進運転支援システム)もさらに充実した。これまで搭載されてきたACC(アダプティブクルーズコントロール)やレーンセンタリング、トラフィックジャムアシストなどに加え、前後バンパーおよびサイドモールディングに配置された360°センサーを新たに搭載。障害物や狭いスペースを感知すると、ドライバーに音声と視覚で警告を発し、障害物からの距離をクラスター画⾯に表示する。

●フィアット プロフェッショナル「デュカト」ラインナップ
・L2H2:580万円(ボディサイズ:全⻑5410×全幅2100×全高2525mm)
・L3H2:597万5000円(ボディサイズ:全⻑5995×全幅2100×全高2525mm)
・L3H3:615万円(ボディサイズ:全⻑5995×全幅2100×全高2765mm)
※価格は消費税込み

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