自然吸気では29km/L、ターボモデルでは25km/Lと大幅な燃費向上にも期待
初代ハスラーは、2014年に発売された。第2世代となる現行型は、6代目「ワゴンR」にも採用されている軽量・高剛性設計のプラットフォーム「HEARTECT」を採用して2019年から販売されており、モデルチェンジが実現すれば、久しぶりの世代交代となる。
情報を基に制作した予想CGは、個性的で、視認性を高めたウインドウデザインを採用、タイヤハウスガードもワイド化されている。フロントエンドでは、ヘッドライトを大型化し吊り目に変更することで、シャープな「ちょいワル」顔デザインに変更。アンダーグリルは両サイドに広がるワイド感満載のデザインとなり、アンダーガードも装備するなどとと予想される。
キャビン内では、インフォテイメントディスプレイを大型化し、音声認識にも対応予定だ。
パワートレインのハイライトは、2024年に発表した小型車用の新世代の48Vハイブリッドシステム「スーパーエネチャージ」の採用。これは汎用性が重視され、多様なエンジンや駆動方式、変速機に設定できるものだ。
先代まで採用されていた12Vのエネチャージから48Vにアップすることで効率よくパワーが強化されるところだろう。予想されるラインアップは、660cc直列3気筒自然吸気エンジン＋48Vマイルドハイブリッド、660cc直列3気筒ターボエンジン＋48Vマイルドハイブリッドのほか、BEVバージョンも導入が見込まれている。
新開発マイルドハイブリッドの恩恵により、燃費も向上。自然吸気では29km/L、ターボモデルでは25km/Lと大幅なアップも期待できるかもしれない。
次期型ハスラーのデビューは、2025年10月〜11月と予想される。
