セグメント唯一のFR BMW2シリーズ クーペの新型が上陸!ダイナミックな走り、スポーティなハンドリングをさらに追求

ビー・エム・ダブリューはこのほど、プレミアムコンパクトクーペ「2シリーズ クーペ」の新型を日本に導入し、3月1日に発売すると発表した。税込車両価格は220iが508万円、220i Mスポーツが550万円、高性能版のM240i xDriveが758万円だ。

プレミアムコンパクトセグメント唯一の後輪駆動コンセプトを継承。エクステリアデザインはよりシャープで精悍な印象に

2シリーズ クーペは、1966年に登場した「BMW 02シリーズ」の系譜を受け継ぐプレミアムコンパクトクーペ。そのスポーティで美しいデザインと圧倒的な運動性能により、プレミアムコンパクトセグメントにおけるベンチマークとなっているモデルだ。

スタイリングは、ワイドで逞しさ溢れるボディと躍動的なキャラクターラインが、筋肉質なアスリートを彷彿とさせるスタイリングを形成するとともに、シャープで精悍なフロントおよびリヤデザインにより、スタイリッシュな雰囲気を醸し出している。ドライビングダイナミクスにおいては、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトや、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現。ダイナミックな走りを可能とし、BMW特有の駆けぬける歓びを具現化している。

新型では、先代モデルのスポーティな走りにさらに磨きをかけ、クーペらしいダイナミックな走りを実現するために軽量化を行ないつつ、サスペンション取り付け部やアンダーフレームを強化。さらに高剛性ボディを採用することで、ロール剛性の強化、きれのあるスポーティなハンドリングに加え、衝突時の安全性能も向上させている。また、アルミニウム材をボンネットだけではなくエンジンキャリアやエンジンキャリア接続部に用いることで、ボディ剛性の強化と軽量化という相反する性能を実現している。

新型のボディサイズは全長4545(Mスポーツは4560)×全幅1825×全高1405mmで、ホイールベースは2740mmと発表された。

220iには、184ps/300Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンと8速ATを搭載。WLTCモード燃費は13.3km/ℓだ。

新型では、高性能カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備。ドライビング・アシストには、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)といった多彩な機能が含まれており、安全・快適なドライブをサポートする。

このほか、AI技術を活用した音声認識機能によるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントの採用に加えて、クラウドベースの音声サービスAmazon Alexaにも対応している。

M240i xDriveはBMW M社が開発を手がけるMパフォーマンスモデル。2シリーズ クーペの持つワイドで逞しさ溢れるボディや筋肉質なアスリートを彷彿とさせるスタイリングを、このM240i xDriveではさらに、セリウム・グレーのサイドミラーやリヤスポイラーを装備することで、空力特性の向上に加え、より精悍なスタイリングとしている。

ドライビングダイナミクスにおいては、約50:50の理想的な前後重量配分に加えて、路面に最適なトルクを4輪すべてが伝えられる4輪駆動システムxDriveを装備することで、スポーティで俊敏なハンドリング性能により磨きを掛けたダイナミックな走りを可能とし、サーキットでの走行も可能なMモデル特有の駆けぬける歓びを具現化している。

パワートレインは387ps/500Nmを引き出す3.0ℓ直列6気筒ターボエンジンと8速ATの組み合わせ。WLTCモード燃費は10.9km/ℓ。Mモデルらしい高次元でのドライビングダイナミクスを実現するため、ノーマルモデルにさらにフロント下部にも補強を加え、リヤサスペンション取り付け部にも補強を施すことで、ねじり剛性を高めている。

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