MAZDA3 e-SKYACTIV-X搭載モデル長期レポート | マツコネのナビの地図情報の更新はカンタンだ

マツダコネクトの地図情報を更新 やり方は?MAZDA3長期レポート

SKYACTIV-X搭載のMAZDA3 FB 4WD(6MT)
前回のレポートでは新車6ヵ月点検の報告をサラッと済ませ、スタッドレスタイヤに履き替えた話をした。すでに夏を迎えようという季節なので、取り付けをお願いした関東マツダ高田馬場店で夏タイヤに戻しているし(4月8日。もっと雪道走りたかった)、12ヵ月点検も受けている(5月13日)。1年乗ったうえでのレポートは別の機会に譲るとして、今回は地図の更新についてレポートしたい。
TEXT & PHOTO:世良耕太(SERA Kota)

地図データは自分で更新できる。無料

どこかのタイミングで説明を受けていたら「申し訳ない」とお詫びするしかないのだが、どうやら無料で地図の更新ができるようだ。ネットを徘徊していて気づいた次第。MAZDA3は「マツダコネクト」と呼ぶインフォテインメントシステムを標準で装備しており、ショップオプションでナビゲーション用SDカードアドバンス(5万3899円/注文当時)を購入すると、8.8インチのセンターディスプレイでナビゲーションが利用できる。

地図データは「3年間無料更新付(年1回全更新)」とカタログに書いてある。さらに、「地図データ更新は、インターネットを通じてお客様ご自身で更新いただけます」とも書いてある。そうだったんだ(すっとぼけ)。「マツダコネクト」で検索してみると、マツダ公式ホームページの該当ページが出てきた。

「2021年秋版地図データ(全更新)配信のお知らせ(ナビゲーション用SDカードアドバンス)」の情報が2022年1月7日に配信されている。シフトレバーの手前にあるコマンダーコントロールを操作してセンターディスプレイに地図更新情報を表示させてみると、我が車のベース地図バージョンは「2020年秋版」であることがわかった。地図データ更新をすることで、「有料道路・料金」「国道・都道府県道」「交通規制データ」「タウンページデータ」が1年分アップデートされることになる。

更新の手順はこうだ Macでも大丈夫

更新の手順は以下のとおりだ。「地図データ更新」のページでも確認できる。

まず、車両から地図データが入ったSDカードを抜き出す。SDカードは「アームレスト付コンソールボックス」の中にある。

まず、車両から地図データが入ったSDカードを抜き出す。SDカードは「アームレスト付コンソールボックス」の中にある。カードを奥に押し込むと半分飛び出してくるので、引っ張りだせばオーケー。SDカードのラベルに記してある部品番号から、地図データ全更新の対象かどうか、確認することができる。筆者のカードは全更新対象だった(購入後1年足らずなので当然か)。

ホームページの「手順」には、「PCを用意し、本サイトから地図データ更新ツールをダウンロードします」と記してある。PCとはパソコンのことだ(念のため)。筆者はMacユーザーなので、「Macでも大丈夫?」と不安になったが(この手のアップデートでWindowsしか対応していないケースを経験しているので)、結論からいえば、Macでも大丈夫だった。

地図データ更新ツール(アプリ)をダウンロードし、ツールを起動。指示に従って操作すれば、更新は完了する。「更新所要時間は、光回線(30Mbps)では約165分程度です」と書いてある。所要時間は通信環境によりけりだが、万が一のことを考え、出かける直前の作業は避けるのがベターだ。

パソコンに表示された画面を見ると、現在の地図バージョンは「2020年版+2022年3月度版差分地図」で、更新後の地図バージョンは「2021年版+2021年12月度版差分地図」となることを示している。差分地図は新規に開通した道路情報やルート案内に必要な音声・画像データなどのことで、クルマを使っているときに車載機器が働いて自動的にアップデートしてくれる。ベース地図の全更新は、目的地検索に必要な施設・お店情報や市街地データなどを含んでいる。

ベース地図をアップデートすると、差分地図が3ヵ月分後戻りしてしまうことになるが致し方ない。元に戻るのにどれほどの時間がかかるのだろうと気になったが、2週間もしないうちに最新の道路情報にアップデートされていた(2週間後に「更新されていた」ことに気づいたわけだが)。

地図更新が完了したことをパソコン画面上で確認し、地図データ更新ツールを終了。パソコンからSDカードを抜き出し、車両の所定位置に戻せば作業は完了。画面で確認したところ、ベース地図データはきちんと「2021年秋版」になっていた。

「このまま直進すればいいはずなのに、どうしてここでコの字に迂回?」と、ルート案内のロジックにときどき首をかしげたくなることがあるが、道路情報が最新なのは気持ちいい。ベース地図の更新時期を知らせてくれる機能/サービスがあるといいのだが……。

関東マツダ高田馬場店で冬タイヤから夏タイヤに履き替える際に質問したところ、販売店でも有償(3000円+税)で地図データの全更新に対応してくれるそうだ。ただし、データ取り扱い(機密保持?)の観点から、販売店で預かったカードを本部に送って更新作業となるため、短くても数日を要する。その間、ナビゲーションが使えなくなる不便を覚悟する必要がある。

著者プロフィール

世良耕太 近影

世良耕太

1967年東京生まれ。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。編集者・ライターとして自動車、技術、F1をはじめと…