8月6日に行われた公式予選では、山内選手が最速だった車両に0.017秒差で2位のタイムを記録し、決勝レースをクラス最前列からスタートすることになった。100周約450kmの決勝レースは、山内選手がスタートを担当。序盤に3位へ順位を落としたが、その後井口選手に交代した中盤も上位にとどまり続け、再び山内選手に代わった終盤は2位に浮上。その後、首位の車両に追いつき、数周にわたるテールトゥノーズの争いの末に競り勝ち、トップチェッカーを受けた。
チーム総監督の小澤正弘は、「私達は、最後まで良いペースで走り切れるクルマ作りを目指してきたので、今回はすべてが噛み合い良いレースができました。今後も厳しいレースが続くと思いますが、それを乗り越えていくのが私達の仕事です。引き続き応援をよろしくお願いします」と語っている。
また山内英輝選手は、2008年にSUPER GTに初参戦してから本レースが100戦目となる節目で、輝かしい結果を残す事となった。