栄光の誕生から75年。ランドローバー・ディフェンダーに限定モデル「75th リミテッドエディション」が登場!

1948年に誕生したランドローバーシリーズ。1990年にディフェンダーに改名され、強靭なボディとパワフルな四輪駆動が特長のクロスカントリー車として、世界各国の軍用車両や警察車両に多数採用されている実力派だ。国内でもよく見かけるモデルとして世界中で人気を集めている。今回、ランドローバー誕生75周年を記念して限定モデル「ディフェンダー 75thリミテッドエディション」が発表された。グラスミアグリーンカラーとハイテク装備に注目だ。

第二次大戦後の1948年、オランダのアムステルダム・モーターショーで、ローバー・モーター社がオフロード向けとして発表したのが「ランドローバー・シリーズⅠ」。当時モデルは、大戦中に使用された米国のジープにならって製造された四輪駆動車であった。それから75年の時を経て、ランドローバーは75周年記念限定車「ディフェンダー 75thリミテッドエディション」を発表した。

75thエディションは、独自のディテールデザインを施したエクステリアをテーマに、ボディ、ホイール共にアイコニックなグラスミアグリーンで仕上げられている。ショートホイールベースのディフェンダー90、ロングホイールベースのディフェンダー110の両ボディデザインから選択することができる。

パワートレインには、110モデルに搭載されたパワフルで高効率なPHEV P400eに加え、P400ガソリンエンジンとD300ディーゼルエンジンが用意され、いずれも減速とブレーキ時に発生するエネルギー損失を利用し、電力供給と燃費最適化を行うMHEV(マイルドハイブリッドEV)技術を使用しており、長距離の走行性能も申し分ない。

直線ラインが特長的なインテリアは耐久性と汎用性に優れており、パウダーコートで仕上げられたグラスミアグリーンのダッシュボードが特長的だ。ダッシュボード中央には11.4インチの高画質Pivi Proインフォディスプレイが配置。ステアリングホイールも頑丈な4スポークが採用され、シフトノブには、ディフェンダーで最も頑丈なRobustec素材が使用されている。

75thエディションの全モデルには、折りたたみ可能なファブリックルーフ、またはオプションでスライディング・パノラミックルーフが装備されており、14ウェイ前席メモリーシート、シート/ステアリングヒーター、3ゾーンのクライメートシステムなど室内快適性に優れた装備を搭載している。車載システムにも、トラクションコントロールを個別に設定できる「コンフィギュラブル・テレインレスポンス」をはじめ、3Dサラウンドカメラ、LEDヘッドライトユニット、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージャーなど最新テクノロジーをいくつも搭載している。

新型ディフェンダー 75thリミテッドエディションは、90が約1,410万円、110が約1,476万円から英国ディーラーにて注文を受け付けている。

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