9月の総販売台数は、トータルで23,770台。2021年9月と比較して1.1%減少した。1-9月の累計販売台数は215,391台で、前年同期比21.2%減となった。9月の販売日数は25日で、前年同期に比べ、DSR(Daily Selling Rate)ベースで1.1%の減少を記録している。DSRを考慮すれば前年同月と同じと言えるかもしれない。
マツダの北米セールスはなかなか波に乗りきれない。
2021年は販売していて、22年は販売が終わっているモデルは
MAZDA6とCX-3。
反対に21年にはなくて22年に新登場したのが
CX-50だ。
21年9月はMAZDA6とCX-3で1064台を売り上げていた。
22年9月、CX-50は2823台売れた。ということは、約1800台、CX-50効果があったはず。にもかかわらず、全体は-1.1%だった。
前年同月比マイナスは、MAZDA3とCX-5。大黒柱のCX-5の「マイナス21.8%」が効いてしまっている。
ちなみに、MAZDA3の販売台数は車型ごとに発表されている。
MAZDA3 セダン:1179台
MAZDA3 HB:681台
で、やはり北米ではセダンの人気が高い。が、このMAZDA3も前月同期比マイナスになっている。
北米マツダ 2022年9月の販売台数
2022年9月 | 2021年9月 | 前年同月比 | 22年1-9月 | 21年1-9月 | 前年同期比 | |
MAZDA3 | 1860 | 2595 | -28.3% | 19980 | 30619 | -34.7% |
MAZDA6 | 0 | 1032 | 335 | 14271 | -97.7% | |
MX-5 Miata | 752 | 824 | -8.7% | 4571 | 9608 | -52.4% |
CX-3 | 0 | 32 | 0 | 5099 | ||
CX-30 | 4855 | 3581 | +35.6% | 37387 | 47474 | -21.2% |
CX-5 | 10216 | 13059 | -21.8% | 115949 | 137307 | -15.6% |
CX-9 | 3264 | 2887 | +13.1% | 23469 | 28799 | -18.5% |
CX-50 | 2823 | 0 | 13376 | 0 | ||
MX-30 | 0 | 35 | 324 | 35 | 825.7% | |
TOTAL | 23770 | 24045 | -1.1% | 215391 | 273213 | -21.5% |
9月のCPO(認定中古車)販売台数は4,134台で、2021年9月と比較して26%の減少となった。
マツダ・カナダ社(MCI)の9月の販売台数は4,896台で、前年同月比12.9%減。累計販売台数は40,011台で、前年同期比23.7%の減少となった。
マツダモトールデメヒコ(MMdM)の9月の販売台数は5,405台で、前年同月比222%増となった。累計販売台数は前年同期比4.9%減の31,344台である。