横浜ゴムの「YOKOHAMAまごころ基金」が海洋保全団体「JEAN」を継続支援

横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」はこのほど、海洋の環境保全活動を行う一般社団法人「JEAN」が主催する秋の「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup : ICC)」に協賛金を寄付したことを発表。横浜ゴムはマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。同団体への支援は2019年に続き4度目だ。

横浜ゴムの掲げる環境課題の3本柱のひとつ「自然との共生」との高い親和性から支援に

横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」はこのほど、海洋の環境保全活動を行う一般社団法人「JEAN」が主催する秋の「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup : ICC)※1」に協賛金を寄付したことを発表。横浜ゴムはマッチングギフト(※2)として支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。同団体への支援は2019年に続き4度目だ。

※1:米国のNGO団体「オーシャン・コンサーバンシー」の呼びかけで、1986年に始まった海岸ごみの調査活動。世界中で同じ時期に同じ手法で実施され、収集されたデータは海洋ごみの実態把握の資料として活用されている。
※2:従業員などが社会貢献を目的とした寄付や義援金を拠出した際に、企業がその寄付金に一定額、または同額を上乗せして寄付金を拠出する仕組み。

一般社団法人「JEAN」は日本で初めての「ICC」に参加した有志によってスタートした環境NGO。集めた海岸ごみの調査活動をはじめとした全国クリーンアップキャンペーンや、海洋ごみ問題の普及啓発のための講演活動や勉強会を開催している。横浜ゴムはサステナビリティ経営における環境課題の3本柱のひとつに「自然との共生」を掲げており、生物多様性保全活動に取り組んでいる。「JEAN」の活動は「自然との共生」との親和性が高いことから、今回の支援に至った。

「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に、2016年5月に設立された。

横浜ゴムグループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく方針だ。

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