パナソニックグループがEV充電インフラのシェアリングサービス「everiwa Charger Share」を開始。カーボンニュートラルに貢献!

パナソニック・エレクトリックワークス社は、EV(電気自動車)普及のボトルネックとなっている基礎充電インフラの整備を目指し、EVチャージャーのシェアリングサービス「everiwa Charger Share」(エブリワ・チャージャーシェア)を11月29日より開始し、EVチャージャーを設置するホストの募集を開始することを発表した。

「everiwa Charger Share」は、EV 普及によるカーボンニュートラル推進を目指す上でボトルネックとなっている、基礎充電インフラを整備するため、EVチャージャーを設置する「ホスト」とEVユーザーを繋ぐシェアリングプラットフォームを提供するサービスである。本サービスは、みずほ銀行と共同開発した「everiwa wallet(エブリワ・ウォレット)」を決済システムとし、損害保険ジャパンと共同開発されたシェアリング保険を取り入れたことで、手軽で安心・安全なシェアリングサービスを実現している。

さらに、業種や領域を越えた共創を通じて、本サービスの発展・普及と、カーボンニュートラル実現に向けたさらなる価値創造を目指して、新たなコミュニティ「everiwa」を設立。コミュニティの設立メンバーとして、みずほ銀行、損保ジャパン、NELISが参画し、今後、本コミュニティのビジョン実現に向けて、さらに多くの企業・団体との共創が進められ、新たな価値創造への取り組みが進められる。

「everiwa Charger Share」の特長

1. EV 充電を便利にするシェアリングサービス「everiwa Charger Share」開始

「everiwa Charger Share」は、EVチャージャーのホストとEVユーザーをつなぐシェアリングサービス。EV 普及によるカーボンニュートラル推進を目指し、ボトルネックである基礎充電インフラの整備を進めていく。ホストは、アプリで簡単な登録を行い、設置したEVチャージャーに2次元コードのステッカーを貼り付けるだけで、特別なハードウェアや追加工事なしに充電スポットを設置することができる。充電料金や予約枠を自由に設定できるため、目的に応じて柔軟に、空いている駐車スペースの有効活用や集客、利用者・住民の利便性向上などに活用することができる。

EVユーザーは、アプリのマップから検索し、予約することで待ち時間なく簡単に充電スポットを確保することができる。また、本サービスはみずほ銀行と共同開発した「everiwa wallet」を導入したことで、サービス利用時の決済のシンプル化を実現。さらに、損保ジャパンと共同開発された専用シェアリング保険により、充電サービス利用時に発生する各種トラブルに対する補償が用意されている。サービスは、2022年11月29日に開始され、ホストの募集も開始。2023年春にはユーザー向けのサービス開始が予定されている。

2. 企業・地域・生活者をつなぎ、新たな価値を共創するコミュニティを設立

充電インフラの整備を切り口に、カーボンニュートラルの実現を目指した新しいライフスタイル、ビジネススタイルを模索し広めていくために、あらゆる企業・地域・生活者をつなぎ、共創を通じた新たな価値の創造を目指すコミュニティ、「everiwa」が設立される。今日の社会において、本コミュニティは様々な企業・団体が共創することで新たな価値を提案。理念に賛同する顧客や実際にサービスを利用し、環境に配慮した持続可能なライフスタイルを実践することができるユーザーと共創の輪を広げていくことで、everiwa Charger Shareのさらなる発展・普及と、カーボンニュートラルの実現に向けた新たな価値の創造が進められていく。

3. みずほ銀行、損保ジャパン、NELISが設立メンバーに参画、業界を越えた価値創造に挑戦

「everiwa」は、様々な企業・団体が集まり、新たな価値を創造するコミュニティとして、共創の輪を広げていくことが目指されている。コミュニティはeveriwaのビジョンを共有し、ともに発展させるパートナー「エバンジェリスト」、サービス運用を通じて環境貢献と豊かな社会の実現を目指す「サービスパートナー」、サービスを利用し、環境に配慮した持続可能なライフスタイルを実践する「ユーザー」によって構成される。

設立時点では、みずほ銀行、損保ジャパン、NELISにエバンジェリストがサービス設立に参画している。コミュニティの活動として、11月29日より「everiwa Charger Share」のサービスが開始され、EVチャージャーを設置する「ホスト」の募集を開始。サービス開始に向けて、エバンジェリストと、本サービスのサービスパートナーになっていただける企業・団体が募集される。今後、さらに多くのパートナーに参画してもらい、「everiwa Charger Share」の発展・普及や、everiwaのさらなる広がりが目指される。

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