データシステム 『テレビキット TTV430S(クラウン用スマートタイプ)』……2万1780円(税込)
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純正のカーナビやディスプレイオーディオは走行中にテレビが映らない
データシステムの人気アイテムが『テレビキット』だ。ご存じの方も多いだろうが自動車メーカー純正のカーナビやディスプレイオーディオはクルマが走行していることを検知するとテレビ映像が消えて、音声のみに切り替わってしまう。これはメーカーオプション品でもディーラーオプション品でも同じ仕様で、自動車メーカー別の違いもない。
このような制限はドライバーに走行中のテレビ視聴を行なわせないための安全対策ではあるが、助手席や後席に乗る人にとってはお節介に感じ、不満の声が出ることもあるだろう。特に何時間も移動するような遠隔地への旅行や里帰りなどでは退屈しのぎができないし、「応援しているチームのスポーツ中継がリアルタイムで見られない」、「毎週楽しみにしている連続ドラマが見られない」、といった困りごとも起きてしまう。
同乗者の不満はテレビキットの装着で解決
だが、そんな不満は純正ユニットにデータシステムの『テレビキット』を組み合わせることで一掃できる。『テレビキット』は手のひらに納まる小型サイズで、純正配線への接続はカプラー付きのハーネスを割り込ませるだけでいい。車両側への加工作業が必要ないためクルマを乗り替える際にノーマルへ戻すのも簡単だ。
本体はインパネ内に取り付けるため後付け感がなく、スイッチの種類が異なるタイプが揃う(車種によって用意されるタイプは異なる)。「切替タイプ」は指先ほどの小さなスイッチを好みの場所に装着し、「ビルトインタイプ」は純正スイッチと同形状のスイッチをインパネに組み込み、「スマートタイプ」は純正ステアリングスイッチで操作ができる。
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スイッチをONにしておけばテレビ映像は走行を始めても停車中と変わらず画面に映し出され、受信状態が良ければ途切れたりノイズが入ることもなく、高速道路を走行しても乱れの無いクッキリとした映像を楽しめる。これはDVDなど他のエンタメソースでも同じだ。当然スイッチをOFFにすれば純正状態へと戻る。
新型クラウンや新型エクストレイルに対応
データシステムでは新型車のリリースに合わせて、適合する『テレビキット』を開発してラインアップを強化。新型クラウン用では、すでに「切替タイプ(TTV430)」と「ビルトインタイプ(TTV430B-D)」で対応していたが、新たに「スマートタイプ(TTV430S)」が登場。「スマートタイプ」ではステアリングに装着されている純正スイッチを使ってON/OFF操作を行なうため運転中でも安全に扱え、インパネの見た目もまったく変わらない。ネーミングのとおり、まさにスマートなルックスと使い心地だ。
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また、12月には新型エクストレイル用の「切替タイプ(NTV435)」の発売が予定されている。独自のノウハウによりテレビキット動作中でも純正ナビの動作に影響を与えず、運転支援機能のマイパイロットが利用可能となっている。
なお、最新の適合情報は同社公式ウェブサイトに掲載。新車購入時には必ずチェックしておこう。
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■クラウン用(AZSH35/TZSH35 令和4年9月~) TTV430・切替タイプ 2万1780円(税込) TTV430B-D・ビルトインタイプ 2万1780円(税込) TTV430S・スマートタイプ 2万1780円(税込) ※テレビキット使用時のみナビの自車位置が不正確になり、運転支援機能のアドバンストドライブ(渋滞時支援)が使えなくなります
■エクストレイル用(T33 令和4年7月~) 〈12月発売予定〉 NTV435・切替タイプ 2万1780円(税込)