「クルマのニオイは気になるけれど、香りは無用」派に!足元から臭いだけを取り除く、シート下の実力グッズ

消臭機能は欲しいけれど、本体は見えない場所にしまいたい場合、シート下は格好のポジション。万一の転がりリスクを考え、助手席の足元配置が基本だ。
香りでごまかさず、イヤな臭いだけを取り除きたいというニーズは一定数ある。そんな時に助けになるのが、シート下に配置する消臭グッズだ。

イオン効果で様々な悪臭を退治!

エステー『クルマの消臭力 シート下専用 イオン消臭プラス 無香料(実勢価格:547円前後)』。クルマ用もホーム用パッケージとイメージを合わせてある。

ニオイは気になるけれど、香りは無用。機能は欲しいけれど、目立たない場所に置きたい。こう考える人は意外に多い。芳香剤が根強い人気を誇る一方で、消臭剤もその人気に肩を並べるほど、このところニーズが高まっている。

昨今の、目に見えない脅威がその背景にはあるのかもしれない。こんな時、力を発揮するのが科学的に裏付けられた薬剤だ。ニオイのなかでも、取り除きたいのは不快に感じる要素のみ。シンプルなようでいて、その製品開発には化学の粋が込められている。

クルマ用消臭剤のなかでも、最大のビッグネームといえば「消臭力」だ。ホーム用としてもすでにお馴染みのこのブランドは、クルマ用にも専用設定の商品展開を果たしている。

なかでも今現在、イチ推しともなっているのがこの商品。イオン効果を利し、車内でネックになる数々のニオイのみを取り去ることができる。タバコやエアコン臭といった代表的なものはもちろん、食べ物のなかでも揚げ物のニオイや、体臭のなかでもとりわけ汗臭になど、その効果はピンポイントに向けられる。

その分、消臭成分は大容量になりつつも、シート下への配置を想定されているため、その大きさはネックにならない。ばかりか、目に付かない場所に押しとどめられるため、純粋に消臭機能だけ欲しいという要望に的確に応える。

むしろ、その大容量さが長期使用に貢献する。使用期間の目安は1~2ヵ月。ゼリー状の消臭成分が小さくなったら交換時期の目安。そのわかりやすさもいい。

箱の中にある透明容器を取り出し、アルミシートを剥がしてから使用開始。開封後、1〜2ヵ月間は持つ計算で、ゼリー状の中身が小さくなったら交換時期となる。

環境に配慮されている点も見逃せない。従来品と比べも、プラキャップも天面シートも廃止しつつ、パッケージもプラスチックから紙に変更し、容器と包装部のプラスチック使用料を重量比で約10%削減している。

嗜好により、最善の選択は異なるとはいえ、その商品性は全方位で隙がない。冒頭に掲げたような要望を持つ人にとっては他に代えがたい選択になるだろう。

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…