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培ってきた技術を集結し、質感の高い走りを追求する!
走り心地の良さを提唱するHKSのハイパーマックスSは、キャラクターや車重が異なるアルファードとヴェルファイアの2駆、4駆用をそれぞれ専用設計としたのも特徴。減衰力はもちろんバネの硬さも異なり、例えばアルファード用に対してヴェルファイア用は前後とも1㎏/㎜ずつレートを高めている。
「後ろに座った時はちょっと硬めかなとも思ったけど、運転席でハンドルを握ると印象が変わるね。ハンドリングはシャキッとしていて、スポーティな雰囲気。路面の継ぎ目を超えた時のあたりは若干大きめだけど、すぐに収まるから安心感も大きい。運転していて楽しいよ」とインプレ担当の飯田章さん。
ダンパーを柔らかくしすぎるとギャップを超えたときやレーンチェンジの際の収まりが悪くなり、同乗者も酔ってしまいがち。高速走行中に不安定だと怖いという声も多いため、少し硬めの設定になっていると、広報担当の山岡さんは話す。アルファードは街中でしっとりとしたフィールなのに対し、ヴェルファイアは粘りの効いた味付けというから、まさに狙い通りといった所。
「HKSは開発から製造まですべて国内の自社工場でやっているから、品質にも自信があるはず。長く愛用できるのはうれしいポイントだよね」と続ける谷口信輝さん。
実際に、ハイパーマックスSでは内部パーツまで改良されており、耐久性も高められた。3年6万㎞のロング保証付きとしているのも自信の表れ。乗り心地はもちろん、走りにもこだわりたいひとにマッチする健脚といえそうだ。
【HKS HIPERMAX S(エッチ・ケー・エス/ハイパーマックス エス)】
■価格:21万6700円〜
■対応:ミニバン、ワゴン、SUV他多数
■主な仕様:全長調整式/単筒式/減衰力30段調整式 /強化ゴムアッパーマウント/デュアルPVS/他
■保証:3年または6万キロ
■オーバーホール可
【40系ヴェルファイア(Zプレミア/2WD)】
■価格:39万6000円
■車高調整範囲(mm):フロント-59〜0、リア-51〜0
■ダウン量(mm):フロント39、リア22
■バネレート:フロント7.0kgf/mm、リア10.0kgf/mm
「重量級らしからぬ軽快なハンドリング、運転していて楽しいサスペンションだ」
▷快速! 快適! ステップアップチューン まとめはこちら
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年7月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]