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ボディサイドの社名デカール「TECNES」が誇らしい!
一般電気工事から光ファイバーの敷設などの通信設備工事などを手掛ける電気・通信系の会社を運営する田中さん。現在は約30名いるスタッフが電柱に上ったり、電線を敷設したりという作業を担当しているので、社長の田中さんは、フルカスタムしたハイゼットジャンボで現場をチェックに行くのが主な仕事。荷台のボックスには仕事用の道具を入れ、その背部分にはロープや電気コードをセット。内装にもヘルメットや工具などが狭い室内にびっしり入っている。
仕事の移動用以外には、ひとりで林道を走りに行ったり、ソロキャンなどにも使用。「山道走って、景色のキレイなところで、コーヒーを立てたり、バーベキューしたりもやってます」。
ハイゼットジャンボは田中さんに軽トラの楽しさを教えてくれた知人が、そのような仕様だったこともあり、キャリアからボックス、内装アイテムまで、ほぼハードカーゴのフル仕様。そこにカラーリングやオリジナルの社名デカールなどで、自分好みのミリタリーテイストを加えることで、個性的でカッコいいカスタム軽トラに仕上げている。今後は「山にもよく行くので、悪路でもヒットしにくいショートバンパー」なども考え中なのだ。
若手は運転に気を使うオシャレな営業車!
電気・通信系の工事を行うのが田中さんが経営する「テクネス」という会社。以前は写真のような装備を身に付け、自ら電柱に上って工事も行っていたが、現在、現場作業はスタッフにお任せ。現場に出向き、仕事の進行具合などをチェックするのが、社長である田中さんの主な仕事だ。普通、工事現場で見かける軽トラとは大きく異なるフルカスタムされた軽トラだけに、よく目立つし、社長が来ていることもわかる、営業車的な利点もある。
だが営業車として社員に使わせようとすると「普通の軽トラなら、ちょっとくらい擦っても気にしないんですけど、この軽トラはキレイにカスタムされてるので運転に気をつかいます」という声が多いらしい。「今年の3月に購入したばかりの新車なので、まだまだボディもキレイだし、社員が気をつかうのもわかります。今後、山を走って泥々になっていくと、また違った味わいが出るのでは、と楽しみにしてます」。今後の変貌が楽しみな1台だ。
SPECIFICATION
●Models:スズキ・DA16Tスーパーキャリイ
●Wheel:ハードカーゴ(14×4.5J )
●Tyre:ジオランダーAT-X(165/65-14)
●Exterior:ハードカーゴ一式(ワークキャリア、BOX、、ゲートプラス、Vツインガード、LEDスキッドグリル、ユーティリティパネル、ルーフネット)
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]