そこはかとなく漂う往年のJA11テイスト
現行ジムニーは歴代モデルの意匠をピンポイントで取り入れたことで知られる。年式は新しいにもかかわらず、どこか懐かしい雰囲気が漂うのはそのためである。「融合」という意味を持つフュージョンは、そのジムニーの持ち味に相応しい「昔」と「今」を融合させたアイテムを数多く取り揃え、クルマの魅力を高める。
エクステリアのキモとなるのが、パイプ形状のフロント&リアバンパー。パイプバンパーは純正よりも大幅なショート化を実現し、なおかつタフなムードを醸し出す。旧規格のジムニーカスタムでは定番のアイテムを、現行型でも楽しめるのが魅力的。もちろんクオリティに関しては現代の水準であり、素材はかつてパイプバンパーの主流だったスチールではなく、耐腐食性に優れたステンレスを採用。フロントは下まわりを隠してオフロード感を演出するスキッドプレートとフォグランプステーが付属。リアは純正のテールランプをそのまま流用することができるなど、細かいところまでこだわった作り込みで魅了する。
このフロントバンパータイプ3は、JA11の角型ウインカーを取り付けできるステーを標準装備しているのも大きなポイント。今の時代にないウインカー形状は、2代目ジムニーの意匠を取り入れたスクエアなスタイリングにベストマッチ。
そしてフロントフェイスグリルタイプ2にも注目。縦と横のバーを均等に配した格子状のデザインに見覚えがある人もいるかもしれないが、こちらはJA11の1型をモチーフとしたもの。2〜6型はグリルのデザインが共通となるため、短期間しか採用されなかった形状である。だがとてもスタイリッシュで、JA11界ではわざわざ1型グリルに付け替えるユーザーも多い。その人気のデザインを取り入れることで、旧規格のイメージをさらに際立たせてくれる。フロントバンパーとセットで装着することで、完成度が高い新旧融合フェイスを実現できる。
PRICE LIST(JB64JIMNY)
■フロントバンパーType3 11万5500円
■フロントフェイスグリルType2 6万3800円
■リアバンパーType2 7万5900円
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.281 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.15より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]