目次
好評の特別仕様車も新たに設定
まず今回の注目点は、ホンダ車で初となる、急アクセル抑制機能をディーラーオプションで設定したことだ。この機能は今までもあった誤発進抑制機能を一歩進めたもので、前方に壁や車両などの障害物がない場合でも30㎞/h以下で急に強くアクセルを踏み込んだ時にはエンジン出力を抑え、警告音とディスプレイ表示で注意を促すことで衝突事故を防止、または事故の被害を軽減するものだ。
この機能はアクセルとブレーキの踏み間違えによる事故を防止できる反面、状況によっては素早い加速が制限されるため、ディーラーで車両と紐付けたキーで解錠した時にしか作動しないようになっている。これにより、踏み間違い事故の恐れがある人が運転する時にだけ、急アクセル抑制機能を作動するようにできる。
ほかにも、今回のマイナーチェンジではN-WGNカスタムのスタイリングが変更され、よりスポーティで精悍なフロントマスクになった。親しみやすいデザインの標準タイプの外観は変わっていないが、ボディカラーに新色のフィヨルドミスト・パールを設定している。
また、N-BOXやN-ONEなどで好評の特別仕様車「STYLE+(スタイルプラス)」の第3弾となる、「STYLE+BITTER(スタイルプラス・ビター)」を、N-WGNの標準タイプの「L」をベースに設定した。外観にはクロームメッキのドアハンドルやリアライセンスガーニッシュ、グレーメタリック&ブラックのホイールキャップを採用。内装もレザー調コンビシートを装備して、上質感を高めている。
「急アクセル抑制機能」をホンダ車で初採用
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]