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フェンダーフレアが生み出すゴリゴリの造形美が圧巻
昨今のSUVムーブメントの先駆け的存在ともいえるRAV4だが、ガチのクロカン勢を彷彿させるハードなカスタムで魅せるのがコチラ。
基本的なセットアップは足まわりがメインとなっており、大胆にもリベット打ちされた大柄なフェンダーフレアにBFグッドリッチと極太のホイールをマッチング。怒濤のマイナスインセットでワイドトレッドを実現しながら、それでも尚サイドウォールがハミ出すワイルドなセッティングはアメリカナイズされたものだ。ちなみにヘビーデューティーな強化スプリングを組み合わせることで、純正ショックアブソーバーの対応範囲内にて車高もアップされている。
ちなみにワイルドでカッコ良すぎる足まわりだが、良いこと尽くめとはいかず、インナーフェンダーにタイヤが干渉することでステアリングの切れ角が犠牲になってしまうとのこと。この辺はRAV4という個体に関わらず、足まわりの大改造を施したクルマでは多々ある事例なので甘んじよう。
また、TOYOTAの文字が浮かび上がるフロントグリルをはじめ、いたるところに北米市場で人気のバッジ類もフィッティング。それほどお金をかけずしてイメチェンを図れるばかりか、光りモノ系アイテムと合わせてUS指向の雰囲気を盛り上げているのだ。
これらに加えてインスタグラムで話題に上るというアウトドア系ギアも多数組み付けられている。
【Instagram】@rav4_chuoh9
フェンダーフレアでマッチョに大変身
オーバーフェンダーの他にも、ルーフラックにはオーニングや防水ケース、ボディサイドにはプラタンクやシャワータンク、挙げ句ヒッチメンバーにはRAV4らしからぬスペアタイヤを背負わせるなど、付加価値パーツをテンコ盛りしたTR4DDesign(仮)号。もはや戦場にでも出撃するのかな!? と思わせる重装備っぷりなのだが、実際にフィールドで装備をそれぞれ展開してみると現実に即した内容で過不足は一切なし。すべての要素がアウトドアフィールドを遊び尽くすための必然として架装してあるのだ。
そんな訳で屋根の上から紐解いてみるとルーフラックは名の知れたFrontRunner、濡らしたくない備品はROAM ADVENTUREのケースに収納して、同じくROAMのオーニングで紫外線を遮るスペースを確保する。
本来はトレーラーハウスなどを牽引する目的のヒッチメンバーにはスペアタイヤと簡易的なキッチンスペースを設けることで、やたらテーブルなどを展開せずとも調理が可能に。クルマに載せるのではなく、出来る限りクルマとの一体化を極めることで利便性をトコトンまで高めているのだ。
また、現在鋭意開発中でプロトタイプを実装着済みの強化スプリングは、リフトアップ率はソコソコにアイアンバンパーやヒッチメンバー装着時の重量増に対応。コイルスプリングのバネレートを高めることで、パーツや積載物の過多によって車両が前下がりや後ろ下がりにならないよう配慮されている。すべてが必然なのだ。
いま話題沸騰中のOSO(オーバーランドスペックアウトドア)の商品群。キャンプなどで揃えれば、注目を集めるだろう。
ワッペンやデカールでお手軽ドレスアップを楽しむ
SPECIFICATIONS
●MODELS:トヨタ・RAV4(令和元年式)
●WHEEL:ブラックライノRion(17×8.5J−38)
●TIRE:BFグッドリッチ・オールテレーンT/A KO2(265/65R17)
●SUSPENSION:TR4Design強化スプリング(開発中)、Rough Country2.5インチリフトアップキット
●EXTERIOR:TR4Designフェンダーフレア、RAV4オリジナルグリル、TacoVinylスタンダードグリルバッジ&ラージユニバーサルデカール、BeyondWraps 2019RAV4フードスタンプ、Meso CustomsV5ミラーターンシグナル、RIGd Suppiyウルトラスイング、Heretic Studioライト類、Front Runnerルーフラック、Action Tiraxsサンドラダー、ROAM ADVENTURE 95L ラゲッジケース&ルーフトップオーニング、astrum×TR4Desingサイドマウントキット、WaterPORTデイタンク、Roto Pax 2ガロンガソリン&2ガロンウォーターストレージブラック
●INTERIOR:TacoVinbylステアリングホイールオーバーレイ&Rav4モールパネルセット、Meso Customsインテリアクローム削除キット&V2アルテォメットドームライトディアルカラー&プッシュスタートボタン
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]