好みはどっち？ド派手仕様とエコでスポーツなシンプル系、60系プリウスをエアロ・カスタム

公開日 2024/03/15
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著者 stylewagon

2023年のフルモデルチェンジで劇的進化を遂げた5代目の60系プリウスは、東京オートサロン2024の会場でも注目パーツが目白押しだった。
人気エアロメーカー＆ショップの最新エアロキットをはじめ、アピール度抜群のカスタムをチェックだ。

（2）Rowen　ロェンらしさを踏襲しつつ洗練度を高めたハーフタイプ

ロェンが60プリウスに用意したボディキットは、格段にスポーティさが増した60系の良さをさらに際立たせられるハーフタイプ。最近のロェンの流れでもある3連ダクト×片側2連のLEDスポットランプというフロント造形は踏襲しながら、両側面に翼端板風デザインを採用するなど、ハンマーヘッドと呼ばれるトヨタ車特有のフェイスとの親和性を追求しているのがポイントだ。中でも印象的なのは、フェイスに強烈なインパクトをプラスできるフードエクステンションの存在。ロングノーズ感がアップするだけでなく、天面の立体フィンでスポーティさも底上げできるのがその利点。ルーフスポイラーからリアウイングへとプレスラインがつながるよう、両者を対でデザインするなど各部の洗練度もバツグンだ。

ボトムラインに3連ダクトを刻み、その外側に片側2連のLEDスポットランプを搭載するというロェンらしい意匠を採用。LEDライナーはオプションで装着可能だ。

ハンマーヘッドと呼ばれる精悍な顔つきを、さらに引き締めることが可能なフードエクステンション。スポーティさを格段に増せる。

サイドステップは前から後ろへのつながり感を重視したシンプルな意匠。ただし後端部には翼端板風のアレンジを採用、躍動感を強化。

リアはアンダースポイラー形状。マフラーカッターをアレンジしたのが特徴だ。パーツはすべてFRP製、カーボン製のいずれかを選択可。

リアウイングとルーフスポイラーはそれぞれが対をなすデザインで、それぞれのプレスライン同士が連動。小振りながらも存在感は大。

（3）TOM’S　走りのエコスポーツを完全意識‼︎

「スタイリングパーツセット」と名づけられたアンダーエアロは、スーパーGTのレーシングマシンをモチーフとしたアグレッシブな造形が特徴。モータースポーツの名門トムスが手掛けるだけにスポーツ走行を前提としたダウンフォースの向上を徹底追求しており、専用エキゾーストシステム「トムスバレル」や鍛造アルミホイール、サスペンションなど、60プリウスを次世代のスポーツカーへと昇華させる充実のラインアップにも注目だ。