多様なニーズに応えながら発展してきた量販車の変遷を紹介。なぜ一部の車種だけが長く支持され続けてきたのかを振り返り、これからの時代に求められるクルマのあり方を考える

今年は「マイカー元年」と呼ばれる1966年から60年の節目にあたる。1966年は、トヨタ・カローラや日産サニーに代表される量販車の登場をきっかけに、自動車が広く一般家庭へ普及し始め、日本のモータリゼーションが本格化した歴史的な転換点として位置づけられている。
今回の企画展では、クルマが憧れから生活に欠かせない存在へと変化していく過程や、社会課題となった環境・安全性能への対応、海外進出・現地生産を通じて多様なニーズに応えながら発展してきた量販車の変遷を紹介するとともに、なぜ一部の車種だけが長く支持され続けてきたのかを振り返り、これからの時代に求められるクルマのあり方を考える。
展示車両は国内自動車メーカー5社および日本自動車博物館の協力を得て構成。日本のモータリゼーションは、多くのメーカーが技術革新と挑戦を積み重ね、切磋琢磨しながら発展してきた。各社の代表的な車両を通じて、その発展の軌跡と日本のクルマ文化の広がりを感じることができる。

トヨタ博物館 企画展「「日本のモータリゼーション -マイカー元年から60年-」開催概要
●会期:2026年9月11日(金)~2027年2月28日(日)
●場所:トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室
●展示車両
カローラとサニーの誕生 60 周年を機に、日本のモータリゼーションの歩みを約10台で紹介
【序章:マイカー元年以前/実車展示なし】
【第1章:マイカー元年】
・トヨタ・カローラ スプリンター(1968年)
・ダットサン・サニー クーペ(1968年)
【第2章:社会課題への対応】
・トヨタ・カローラ(1974年)※11/29 まで展示
・ホンダ・シビック(1984年)※12/1から展示
・シボレー・ノヴァ(1984年)
・三菱ミラージュ(1978年)※11/29 まで展示
・いすゞ・ジェミニ(1985年)※12/1から展示
【第3章:新たな魅力の追求】
・マツダ・ファミリア(1980年)
・ニッサン・サニー(1988年)
・トヨタ・カローラ セダン(1990年)※11/29 まで展示
・トヨタ・カローラ セダン(1991年)※12/1 から展示
【第4章:生き残ったクルマたち】
・ホンダ・シビック クーペ(1993年)
・トヨタ・カローラ(2010年)
※期間中、展示車両は入れ替えが行われる予定。
●展示車両協力
いすゞ自動車株式会社、日産自動車株式会社、日本自動車博物館、ホンダコレクションホール、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社(50音順)
■企画展連動展示
・期間:2026年9月8日(火)~10月25日(日)
・場所:クルマ館1階 エントランス
・展示車両:トヨタ:カローラ TE71型4ドアセダン(1979年) ※個人所蔵
■走行披露
①モータリゼーションを起こしたクルマたち
・日時:2026年10月3日(土)11:00〜11:30/14:00〜14:30
・車両:トヨタ・カローラKE10型(1966年)、ダットサン・サニー1000 B10型(1966年)、ホンダ・シビック SB1型(1972年)、トヨタ・カローラ レビン TE27型(1972年)
②レジェンドになったアメリカ車たち
・日時:2026年12月12日(土)11:00〜11:30/14:00〜14:30
・車両:フォード・マスタング(1967年)、シボレー・コルベット スティングレイ(1973年)、デロリアンDMC12(1981年)
③ボーイズレーサーと呼ばれたクルマたち
・日時:2027年1月9日(土)11:00〜11:30/14:00〜14:30
・車両:トヨタMR2 AW11型(1984年)、トヨタ・スターレット ターボS EP71型(1989年)、日産マーチ スーパーターボ EK10 型(1990年)
※場所はすべて P1駐車場。雨天中止、予告なく車両が変更になる場合があります。



