【新連載】もしもの時はスマホにお知らせ！盗難が多いいまだからこそ、最先端のセキュリティシステムで愛車を守る【坂東マサのALPHARD EVOLUTION Vol.3／前編】

公開日 2024/06/22
更新日 2024/06/23
カーエレクトロニクス
著者 stylewagon

新型アルファード＆ヴェルファイアが話題だけど、まだまだ人気継続中の先代30型アルファード＆ヴェルファイア。スーパーGTでも活躍中の坂東マサさんの愛車であるこの30アルファード前期は、前回タイヤ＆ホイール＋ローダウンで今風にスタイルアップ。今回は車両盗難とインテリアをカスタマイズしていくぞ。

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盗難をすぐに気付けて対応できるのがリグート

「ローダウン、タイヤ＆ホイールを交換したら、レースでサーキットに行っても周りの反応が全然違って、自分で運転しててもなんかニコニコしちゃう（笑）」と、アルファードのカスタム沼にハマりまくっているマサさん。当然街中でも目立つ仕様なので、こうなると盗難が心配と、今回白羽の矢を立てたのが「リグート」だ。

「ショックセンサーなどでサイレンが鳴ったり、リレーアタックやCANインベーダー対策も必要なんだけど、犯人の手口も日々進化していて不安。万が一、盗難された時にすぐに気づけて通報できたりすると少し安心かなと思って、まずリグートを付けることにしました」。

このリグートはいわゆるGPSトラッカーと呼ばれるもので、マサさんの狙い通り、盗難発生時にすぐにスマホにお知らせが来る。しかもリアルタイムで追跡が可能。車載専用設計で、ほぼナビと同じ状態で追跡ができるのだ。万が一の盗難にどれだけ早く気づけるのか？　これが車両盗難を防ぐ大きなポイントになるので、リグート装着で、マサさんの心配ひとつケアできるというワケだ。

マサさんに、リグートのシステムをじっくりと説明しているテクラ・豊田代表（写真左）。盗まれてからではもう遅い。万が一に備えてぜひ導入を検討したいシステムだ。

商品は車載器本体とビーコンのパッケージ。車載器は車両と接続するので、普通にクルマを使う人なら充電の心配もなし。ビーコンはキーなどに付けるのが一般的。別途、通信料金として月額1280円〜の費用が必要。プランによって月額料金は変わる。

異常を検知するとスマホに通知、さらには電話もかかってくるというシステム。同時に車両の追跡もリアルタイムで開始される。

リグートのPOINT
●車両専用に開発された追跡システム
●リアルタイムで盗難を検知
●車両専用に開発された追跡システム
●リアルタイムで盗難を検知
●アプリプッシュ通知＆電話音声通知
●リアルタイムで車両位置を追跡
●簡単にSNSなどに拡散できる

車両の異常を検知するとまずはスマホの専用アプリにプッシュ通知が来るが、夜中で寝てる場合など気づかない時は、なんと自動音声で電話がかかってきて、異常をお知らせしてくれる。

XやフェイスブックなどのSNSと連携しておけば、すぐに盗難情報を拡散することができるのもポイント。車両の画像、そして走行ルートも拡散できるので、車両確保がしやすい。

盗難時に車載器からは約5秒ごとの間隔で位置情報が発信され、それを専用アプリで追跡することができる。走行ルートも表示されるので、警察への通報もわかりやすく伝えることができる。

動画でもっと詳しく!!

30アルエボは「VIDEO OPTION」のYouTubeと連携したコラボ企画。マサさんのインプレなど、動画も要チェックだ。

高級ミニバンに相応しいハイクオリティなステアリング

走行距離10万kmオーバーとなると、純正ステアリングの疲れ具合がどうしても気になってしまうところ。マサさんも「運転中は常に触っているところだし、めっちゃ気になる」と、品質の高さに定評のある「レアル」のプレミアムシリーズ・ステアリングに交換。本カーボン＋35層のクリア塗装で仕上げたハンドル部はプリント系とは明かに違う上質なもの。プレミアムシリーズに使われている高級本牛革「ナッパレザー」は手に馴染む柔らかさで握り心地抜群。次ページで紹介しているブリッドのシートとともに30アルファードのコクピットが一気にグレードアップした。