ホイール・ボディキット・アウトドアギア・・・、ランドクルーザーをカスタムしてみた!

増えてきたし、やっぱり人とは違う「ランドクルーザー」に乗りたい! カスタムすると何が変わるの?

 ノーマルのままでもタフでスタイリッシュな各ランドクルーザーだが、どれも人気のクルマだけあって、街中ですれ違う機会も多い。嬉しい反面、ちょっと出会いすぎてつまらないなんてことも。そんな人にお薦めなのが、ランクルのカスタムです。カスタムのこと詳しくないし、クルマをイジるとなると、専門用語が分からない、いくらかかるかも分からないという人も多いですよね。そこで、ここからはカスタムの基本と、様々なお手本となるカスタムしたデモカーを紹介します

アウトドアシーンに似合うオシャレなスタイルにアップデート!

このページにある2台のランクル250は、ノーマル車と、ジャオスという名門カスタムメーカーが手掛けたデモカー。ジャオスデモカーの方は、フロントバンパーの下のデザインが変わってLEDが追加されていたり、ボディサイドもステップのデザインが異なっています。タイヤはよりゴツくなり、ホイールはスタイリッシュに、さらにルーフにも何やらギアが付いている。比べてみるとその違いは一目瞭然で、よりアウトドアシーンに似合いそうなお洒落な感じがしますよね。これがカスタムの効果です。どんなスタイルにしたいかによって、選ぶパーツも変わってきます。基本的にはファッションを楽しむのと全く同じ感覚と思ってもらえればOKです。次ページではランクルのカスタムにお薦めのパーツを紹介していきましょう。

カスタムのポイント!【ホイール】
カスタムのはじめの一歩と言ってもいいのが、タイヤ&ホイールの交換。アフターメーカーのホイールは、純正よりもカラーやデザインにこだわったものが多く、サイズも様々選べます。

カスタムのポイント!【タイヤ】
アウトドアっぽさを強調するなら、ゴツゴツとしたオフロードタイヤにするのが人気です。選ぶホイールの大きさによって、おおよそのタイヤサイズは決まっています。

カスタムのポイント!【サスペンション】
車高を下げるのがローダウン、車高を上げるのをリフトアップと呼び、純正のサスペンションやその周辺パーツなどを交換することで車高を変えられます。交換するパーツの特徴によりますが、見た目はもちろん、走行性や乗り心地も変わってきます。

カスタムのポイント!【オーバーフェンダー】
ボディキットの一種ですが、これを加えることで、より太いタイヤやホイールを履くことが可能になり、クルマ全体の迫力アップに繋がります。

カスタムのポイント!【ボディキット】
純正バンパーの上から被せたり、またはバーのようなものを追加したり、純正バンパーを丸ごと交換したりして装着するのがボディキット。エアロパーツとも呼ばれます。外装のイメージをガラッと変えられる人気メニューです。

カスタムのポイント!【ルーフギア】
ルーフの上に収納用のボックスを載せたり、自転車、スノーボードなどを載せるために追加するルーフギア。見た目もかっこいいですが、積載性アップにもなります。

見た目が大きく変わるカスタムの初めの一歩【TIRE&WHEEL】

タイヤやホイールの交換は、もっともお手軽だけど追求すると奧が深いカスタムメニューです。ランクルに多いのは、ゴツゴツとしたタイヤと無骨なデザインのオフロード系ホイールを組み合わせたオフ仕様です。ランクル300では、大口径ホイールと一般的なオンロードタイヤを組み合わせ、高級感溢れる足元にするのも人気です。ホイールには、大きさや太さに加え、固定するナットの穴数とその穴間の距離(P.C.D.)の違いでいくつか種類があります。250系/300系は6穴のP.C.D.139.7、70系は5穴のP.C.D.150です。さらに細かく言うと、取り付け位置の奥行きを表すインセットという数値の違いで車体からホイールがはみ出てしまう場合もあるので、詳細なサイズ確認はかならず購入ショップで行いましょう。

外装イメージをガラッと変える憧れのカスタムメニュー【BODY KIT】

タイヤ&ホイールと同様に、外装イメージを変えられるカスタムがボディキットの装着です。エアロパーツとも呼ばれるもので、純正バンパーに被せたり、純正バンパーと交換をして装着する前後スポイラーをはじめ、フロントグリル、サイドステップ、オーバーフェンダーなどがあります。ボディキットはデザインが重要です。例えばスチールバーなどを使ったタフなデザインであればアウトドアシーンが似合いますし、シャープでスポーティなデザインであれば街中が似合うようなスタイルとなります。どんなスタイルが好みかを考えながらパーツ選びをしましょう。グレードにより装着できない場合もあるので注意しましょう。

積載性UPのお洒落メイク【ROOF GEAR】

ルーフギアは、ルーフの上に装着する収納系パーツです。ベースとなるルーフラックを装着した上に、収納ボックスなど様々なギアを追加することで、好みの収納スペースとして使うことができるようになります。見た目もアウトドアな雰囲気が高まり、お洒落ですよね。

車高と乗り心地が変わる【SUSPENSION】

純正のサスペンションの一部または全体を交換することで、車高を上げたり(リフトアップ)、車高を下げたり(ローダウン)することが可能です。上げるか下げるかはどんなスタイルにしたいかによりますが、リフトアップはゴツゴツとしたタイヤ&ホイールを履かせたオフ仕様が、ローダウンはインチアップ仕様が定番です。

はじめてのランドクルーザーカスタムガイド まとめはこちら

トヨタ・ランドクルーザー購入ガイドより

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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