トヨタ「ランドクルーザー250」で車中泊|ランクル3兄弟でイチバンだったそのワケは?

NISSAN SERENA
【車中泊&キャンプの相棒探し Vol.9/トヨタ・ランドクルーザー250】
前回が300、前々回が70、ランドクルーザーシリーズでの車中泊を続けてきた本企画。今回はランクル3兄弟の中核モデルとなる250。現在新車で購入できるランクルシリーズのなかで車中泊に適しているモデルは? 広さ、寝心地、そしてラゲッジの積載性も合わせてチェックしてみました。

3列目シートは電動格納、就寝スペースが楽々完成!

ランドクルーザーで車中泊する場合、ラゲッジ+後席を格納して就寝スペースを作るのがスタンダードな方法。前回、前々回で車中泊した「70」と「300」も同じ手法で就寝スペースを作ったが、身長170cmの大人は普通に寝転ぶことができなかった。クルマのボディサイズを考えると余裕で寝られると思っていたが、実際は荷室スペースを斜めに使用するなどちょっとした工夫が必要。しかし今回の「250」は、驚くほど快適な一晩を過ごすことができた。

車中泊した「250」は、7人乗りディーゼル、上級グレードの「ZX」。まずは2列目&3列目シートを倒して荷室を拡大してみると、余裕すぎるほどの広々スペースが確保できる。しかも「ZX」の3列目シートは電動格納が標準装備なので格納するのも楽々。2列目シートに関してはタンブル機構も備えているが、フラットなスペースを作るにはタンブルさせずに背面を倒すだけで就寝スペースが完成する。しかも2列目シートを倒すと緩やかな傾斜ができる。凹凸がほとんどない傾斜なので、頭を車両前方側にして寝てみると、その角度が驚くほどちょうどいい感じ! 床面がちょっと固めなのでキャンプマットを敷けば、寝心地の問題もクリアできる。「70」と比べると天井高の低さが少々気になるが、圧迫感を感じるほどでもないし、室内幅も十分あるので身体を丸めたりして寝る必要も全くなかった。どのランクルも無理なく車中泊することは可能だが、より快適に過ごせたのは「250」でした。

7人乗りは2列目シートをタンブルさせず、倒すだけで就寝スペースが完成

荷物の形や大きさに合わせ、様々な使い方ができるラゲッジスペース

【トヨタ・ランドクルーザー250】での車中泊、編集部的評価は?
リラックス度 ★★★☆☆
快眠度    ★★★★★
疲れにくい度 ★★★★☆

今回の宿泊地【西丹沢 大滝キャンプ場(神奈川県足柄郡)】
天気:晴れ

車中泊&キャンプの相棒探し まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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