【坂東マサのALPHARD EVOLUTION/エピローグ編】オリジナルのBRIDEシートカバーを発売! 東京オートサロン出展後、日常へ。

東京オートサロン2025のスタワゴブース出展で最終回を迎えた坂東マサさんの愛車30アルファード。今月はそのエピローグを少し紹介。最後の最後でカスタマイズした部分をチェックしていくぞ。

まだまだカスタムへの強い思いは止まらず・・・・

スーパーGT500クラスの「TGR TEAM Weds Sport BANDOH」で監督を務める坂東マサさんが、愛車である30アルファードをカスタマイズするこの企画。先月号でもレポートしたとおり、中古車購入+数々のフルカスタムで約550万円という内容。「最初は購入した40アルファードが全然納車されなくて、代わりにこの30を買ったんだけど、ここまでカスタムしてきて本当楽しかったし、自分好みにできたっていう満足感や充実感がありますね。いまは40も納車されたんですけど、例えばヴァレンティのイージクローザーなんかは40にはない装備なんで、そういう部分でもカスタムの良さっていうのは実感していますね。今後は自分の足として使っていくのはもちろんですが、製作ショップである「ガレージ19」の代車としても活躍する予定です。実はデジタルインナーミラーとか、色々やりたいこともあるんですよね!」と、マサさん。

制動力はもちろん見た目も大幅グレードアップ

早い段階でブレーキパッド&ホースを交換していたが、さすがに走行12万km超ということもあり、キャリパーやローターも純正の新品に交換しようと思っていたが、ホイールやエアロ、ローダウンとせっかくスタイリングアップしてきたこともあり、フロントにエンドレス・チビ6ワゴンを装着。ビッグキャリパー&ローターなのでストッピングパワーは問題ないし、音も全然うるさくない。タッチフィールもガツガツし過ぎなくて非常に使いやすいとマサさんも納得のチューンアップだ。もちろんマーベリックのクラシカルメッシュのスポーク間からのぞく、ブレーキの存在感は足元に威厳を与えてくれる。

エンドレス・チビ6ワゴン 
■価格:39万円3800円
■仕様:6POTキャリパー+324mmローター

スポーツチューンを施したミニバンにハイパフォーマンスタイヤをセット

ブレーキキットはもちろん、クスコの車高調や剛性パーツなどでスポーツミニバン的な走りも追求したアルファード。これまではコスパに優れたエイビットを履いていたが、今回東京オートサロン出展に合わせてタイヤもグレードアップ。同じくヨコハマだが、プレミアムタイヤの「アドバンスポーツV107」に変更した。「21インチの35扁平という薄いサイズだけど、路面の凹凸をしっかりクッションしてくれている。ロードノイズもかなり静かだし、ウェット性能が高いから安心感も高い。ドライバーだけでなく、同乗している人にもわかる良さだと思いますね」とマサさん。

高級スポーティなインテリア、多走行車のへたりも解消

運転席にセットしたブリッドのセミバケシート・エルゴスター。見た目のスポーツ感はもちろんのこと、その座り心地は東京オートサロンの会場でも、多くのユーザーに好評で、座った瞬間に「おっ! なんだコレ、いいぞ!!」って感じのみんなの顔はすごい印象的だった。それにあわせてマサさん自ら商品化に踏み切ったのが、このブリッドの生地を使ったシートカバー。助手席、2列目、そして3列目まで張り替えのようなフィッティング感や座った時のクッション性にもこだわったハイグレードモデルだ。元々多走行の中古車ということもあり、純正シートは当然ヘタリや経年劣化があった。そういう部分のリフレッシュとしてもシートカバーは効果的。カバーだけどクッション性も良いので、シート本体も変わったの?って思うほど座り心地も良くなっているのもポイントだ。

ファイナルカスタムのインプレッションを「ビデオオプション」のYouTubeで見よう!

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年4月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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