トヨタ『ハイラックス』の初代誕生は1968年! あらゆるシーンで活躍するピックアップトラックの歴史をプレイバック!!|新車レビュー

【ハイラックスの特徴は!? 知っておきたい HISTORY編】
ランクルと並び、世界で活躍を続けるトヨタの代表車種、ハイラックス。
現在までの全8世代に渡る栄光の歴史を足早に振り返る。

仕事に趣味に日常に、あらゆるシーンで大活躍するハイラックス

登場から半世紀以上という、トヨタブランドとしてはランクルやクラウン、カローラ並の長い歴史を誇るハイラックスは、“貨物トラック”という言葉ではくくれない、仕事に趣味に日常にと、あらゆるシーンで大活躍中の人気車だ。

初代誕生は1968年。企画がトヨタ、開発と生産が日野自動車として、当時流行となっていたボンネット付きトラックとして登場。フロントWウィッシュボーン、リアリーフスプリング(フロントは当初コイル、3代目でトーションバーに変更)だ。そのわずか4年後に登場した2代目はホイールベースを延長し、2.0ℓの高排気量を追加するも1列車のみであったが、3代目で大きく変化。4WD&ディーゼルの登場だけでなく、途中2列車を追加。乗用車的要素も強く意識するようになった。

83年登場の4代目ではさらに多様化が進み、設定グレード数はなんと20。ブリスターフェンダー付き車などもあった。好景気の予兆が見え始めた88年登場の5代目では機能性向上と快適装備充実を図ったほか、高級仕様グレードも登場。バルブ後となる97年登場の6代目では、乗用向けと商用向けと路線を分け展開したほか、ワイドボディ車も用意された。

一方7代目は歴代最大の排気量となる4.0ℓガソリンや、3.0ℓディーゼルなどをようしたが、日本での生産・販売はともに休止。販売再開は13年後となる現行8代目まで待つことになる。

世界180の国と地域で販売!!

1968年発売のハイラックスは、翌年からアメリカで販売開始と早くから世界で活躍。代を追うごとに販売国は増え、アジアや南米、オセアニア、中近東など、180カ国以上の国と地域で扱っている。現在日本では生産していないが、生産拠点は世界6カ国に及び、年間販売台数は50数万台以上、累計販売台数は半世紀で1800万台超えとベストセラーとなっている。

装備機能が進化した3代目

ターニングポイントとなった3代目。乗用車に通じる装備と乗り心地を追求するようになり、室内空間に余裕を持たせた新グレードを展開。MC時にはWキャブと呼ぶ2列席を追加した。機能系でも変化は多く、前足のスプリングがコイルからトーションバーとなり、ディスクブレーキを一部標準化。四駆とディーゼルの登場も3代目だ。グレード数の多さも特徴で、最大なんと17種も!

日本未導入の7代目とは!?

2004年登場の7代目は、日本で唯一販売がないハイラックス。世界140カ国以上で安定的に供給するため、タイや南アフリカ、マレーシア、パキスタンなど、複数の国で生産が行われた(最終的に日本国内での生産も7代目で終了)。フォルムもより乗用車風となり室内空間を広く確保。エンジンは2.7ℓ/V6-4.0ℓガソリン、2.5ℓ/3.0ℓディーゼルと複数存在した。

ハイラックスの特徴は!? 知っておきたい15項目 まとめはこちら

STYLE RV(スタイルRV) Vol.182 トヨタ・ハイラックス No.2 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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