モデリスタ『プリウス』にも対応! 出口がかっこいい! ガナドールの機能美スポーツマフラー

【トヨタ・プリウス(60系)最新カスタムガイド Vol.2】
昨年にはPHEVに新グレードも追加され、選択肢も充実した5代目の60系プリウス。
カスタム業界全体が注目し、ドレスアップ系から機能系パーツとラインアップも揃い踏み。
カスタムシーンのトレンドとして、話題の一角を担う#60プリウスワールドを一挙紹介。

次世代マフラーのPBSシリーズがさらに進化

ガナドールのスポーツマフラーといえば、テール内にスパイラルフィンを仕込んだ『PBS(パワーブーストシステム)』を思い浮かべるひとも多いことだろう。車種、エンジンごとに流体力学管理を極限まで追求したこのシステムは、その後『PBS·S(パワーブーストシステムスーパー)』に進化し「パワー&トルク向上はもちろん、燃費まで改善できるマフラー」として人気を集めてきた。

そんなPBSシリーズがさらなる躍進を遂げた。まずは写真をご覧いただきたい。モデリスタエアロ仕様の60プリウスと調和した、センター2本出しフラットテールはまさに革命的。『PASION EVO(パシオンエボ)』は、スポーツマフラーの常識を覆す意欲作となっている。

しかもこのマフラー、中身まできっちり進化を遂げている。PBSの最新スペックとなる、ビルトインPBS構造を採用。メインサイレンサーとテールの間にPBSユニットを内蔵することで、さらなる効率アップを実現している。

具体的に、60プリウスPHEVでは最高出力13.1㎰アップ、3290rpmの実用域で13.6kgf-mの最大トルク差を実証している。これぞガナドールマジック。時代を切り開く新世代スポーツマフラーの誕生だ。

モデリスタエアロに対応

ビルトインPBS搭載マフラーとノーマルマフラーで比較試乗‼

PBSシリーズの最新作を見て革新的なフォルムに圧倒された。だが、その真骨頂は内部に宿る。従来品はテールにPBSユニットの一部であるフィンを組み込んでいたため多少なりデザインに配慮する必要があった。しかし、今回のビルトインPBSは外から見えないため、これまで以上に機能を追求できたという。

そんな話を聞きながらいざ試乗。まずはノーマルから。プリウスPHEVは十分な加速力で、これをマフラー交換のみでパワフルにできるものなのか…と不安がよぎる。

しかしパシオンエボに交換して、アクセルを踏んだ瞬間に違いが分かった。明らかに反応がいい。同じようにアクセルを踏んでいるのにクルマが前に進みすぎてしまうほど。

ブーストが掛かっているような感覚といったら語弊があるだろうか。低中速トルクが別モノのように太くなっており、意のままに加速する。だから運転がラクだし楽しい!  そのまま高速に移動してさらにアクセルを踏み込んでみた。するとエンジンが呼応するかのようにストレスなく加速していく。プリウスがスポーツカーに生まれ変わったかのような感覚を覚えたほど。感動モノの仕上がりだ。

60PRIUS・PASION EVO (BUILT-IN PBS搭載)LINE UP

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STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2025年7月号 No.355より

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