クルマを購入しようと思い立ったとき、ふと考えるといろいろな悩みやわからないことが出てくることがある。今回は新車購入にまつわる悩みどころを対決形式で取り上げつつ、一気に解決しようではないか!ラウンド7は、ファミリーユースに大人気のMクラスミニバン3番勝負!
ハイブリッドとガソリンの2タイプ。ハードは甲乙つけがたし
ファミリーミニバンの本命であり、宿命のライバルといえる3台。
3台とも本格派のハイブリッドとガソリンモデルの2タイプを用意している。
ハイブリッドのWLTC燃費は、セレナ=18.0㎞/ℓで、ステップワゴン=20.0㎞/ℓ、ヴォクシー=19.0㎞/ℓ。このようにハード面では決定的な差はないといっていい。
だが装備や使い勝手は若干異なるので、自分の使い方を鑑み選ぶのが肝心。あるいは値引きの大小などで選ぶのもいいだろう。
Mサイズミニバン購入、5つのポイント!
(1)家族の誰もがスマートに扱える
(2)荷室や収納スペースが効率的である
(3)安全運転支援機能が充実している
(4)3列目のシートには大人が快適に座れる
(5)ファミリー向けの機能・装備が備わっている
競合3車のパフォーマンスを横並び比較
【日産・セレナ】
使い勝手診断
対ライバルでの優位点
コストパフォーマンス&リセールバリュー
(2)ホンダ・ステップワゴン
使い勝手診断
ミニバンでは珍しく、3列目シートは5対5ではなく6対4に分割されており、床下にすっぽりと格納できる。多彩なアレンジが可能だ。
対ライバルでの優位点
通常の走行では主にモーター、高速走行でエンジンを使用する2モーターハイブリッドのe:HEV。下からだけでなく、横開きもできるバックドアの「わくわくゲート」を採用する。
コストパフォーマンス&リセールバリュー
通常モデルよりも、スパーダのほうがややリセールバリューは高い傾向。ハイブリッドも同様で、ゆえにスパーダハイブリッドがもっともリセールが有利だ。サイドウインドを立たせたデザイン、かつ3列目シートは高めに設定。どの席に座っても開放感の高いパッケージングを採用する。
(3)トヨタ・ヴォクシー
●車両本体価格:281万3800円〜344万30000円
使い勝手診断
2/3列目シートを使ったフルフラットが可能だ。3列目は跳ね上げ式で、ラゲッジが広がるだけでなく、2列目のロングスライドも可能だ。
対ライバルでの優位点
2014年の登場だけに、実用面での優位性は乏しい。ただ、ハイブリッドはプリウス譲りの本格派。安全装備についてはトヨタセーフティが追加設定されていて、高いレベルを確保している。
コストパフォーマンス&リセールバリュー
人気ミニバンらしくリセールバリューも高めで推移している。しかし、ほかの2モデルと違って、ハイブリッドとガソリンではその差はほとんどない。セレナもステップワゴンも標準車とエアロパーツ装備のモデルを用意しているが、ヴォクシーは全車が専用エアロパーツ装着車だ。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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