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リアゲートには便利なスライド式キッチンも導入!【キャンプサイトで映えるアウトドアビークル 18選】ミリタリー感溢れるブラックコーディネイトのジープ・ラングラーアンリミテッド!

【OUTDOOR Vehicleによるキャンプサイト拝見 #016】クルマでアウトドアを楽しむスタイルは、まさに三者三様で十人十色。クルマの装備を充実させる人もいれば、そもそもベース車から「他と違う」を求める人、キャンプギアに凝り出す人などそれぞれのこだわりがあるから面白い。それでは全国各地のアウトドア系ユーザーを見ていこう。

黒でまとめたGIワークス仕様! キッチンは何とスライド式

ここで紹介するAKIさんのcは、『コールオブデューティ』という戦争ゲームとコラボした限定車。オーナーはそんな“素材”を活かし、ミリタリー要素を追加していった。イロイロなモノを便利に括り付けられるモールシステムの導入はその代表だ。そしてもうひとつポイントがある。このラングラーはテント等を扱うメーカー、GIワークスのデモカーとして活躍した経歴を持つ1台なのだ。

現在のSUV人気の礎を築いたのがクロカン四駆だとするならば、その原形と言うべきは間違いなくジープだろう。現在様々なタイプのモデルを販売する同ブランドではあるが、その中でもラングラーはもっとも始原的モデルといえる。そんなベースの中でも、AKIさんが選んだのは特別なモデルである。戦争ゲーム『コールオブデューティ』とのコラボ限定車なのだ(シリアル一桁番台、コレも自慢)。ボディ色を筆頭にテント、積み込んだチェアに至るまで黒にこだわりつつも、ベース車の性格を利用しミリタリーテイストを追加している。

その代表例がモールシステムの導入だ。モールシステムとは、米軍が採用している個人装備のシステムで、必要に応じて自由に装備を付け外しできるのが特徴。パネル版では、例えば軍に採用されるペリカン社のケースにも『モールパネル』が設定されていたりする。後ろのクオーターガラス部にモールシステムのパネルを設置。「本来は車内用(のアイテム)で、加工してつけています」とAKIさん。ここに様々なツールやアイテムを括りつけたり吊り下げたり。つまり、ミリタリーテイストが高まると同時に、便利になってしまうというわけ。

GIワークスのデモカー的役割を担う車両でもあるだけに、同社のテント&オーニングにも注目しておく必要がある。「黒で固めたかった」中で出会ったのがGIワークスで、だからルーフテントも黒。設営、撤収が簡単なのも特徴。オーニングも同様に設営、撤収が簡単で、しかも270度展開とクルマの側面だけでなくリアゲート部まで覆う製品なのだ。荷室にスライド式(ドロワー)キッチンを備え、リアまわりで調理するAKIさんにとって、この270度という機能はマストだったのである。

引き出せば即調理可能のスライド式キッチンを含め、ここでのキーワードは“楽”だ。先述の通り、テントもオーニングも展開は簡単で、キッチンもそう。コレらは「気が向いたら出掛ける」というオーナーの遊びのスタイルに直結している。仕事帰りにふらっと遊びに行ったり、「外で飯が喰いたい」、「たき火がしたい」と思ったら出掛ける。設営や撤収に時間はかけない。その分遊びに時間を割く。近くを散歩したり、載せてきた自転車で走り回ったり。そんな楽しみ方をするオーナーに、とりわけ最適化した仕様なのである。

外でメシ喰いたいって時も、コレなら問題ナシ

SPECIFICATIONS
●MODELS:ジープ・ラングラーアンリミテッドルビコン(平成24年)
●SUSPENSION:ジャオス2inchリフトアップキット
●EXTERIOR:smittybiltフロントバンパー&ルーフラック、GIWORKSルーフテント&270サイドオーニング、自作ウインドウガード、背面タイヤバッグ
●INTERIOR:自作ドロワーキット、リアゲートテーブル

▶キャンプサイトで映えるアウトドアビークル18選 まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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