「SP LT22」は、ウエットトラクション性能・ウエットブレーキ性能・ウエット操縦安定性能を大幅に高めており、工事現場の鉄板や横断歩道の白線、マンホールなどの雨天時に滑りやすい路面でもより安心して走行できる。エッジ成分を従来品※1「SP LT21M」から増やし、接地面積も拡大することで、特に滑りやすい路面※2におけるウエットトラクション性能が30%*1、ウエットブレーキ性能が24%向上*2している。さらにリブ数を減らしてブロックを大きくすることで剛性を強化し、ウエット操縦安定性能も向上している。これらの性能に加え、優れた耐摩耗性能やドライ操縦安定性能も備え、様々な天候下で働くクルマを足元から支える。
※1 DUNLOP「SP LT21M」(以下同様)
※2 住友ゴム工業テストコース保有の丸みを帯びた石を敷き詰めた滑りやすい玉石路面(以下同様)
【*1 試験条件】 ■テスト条件:住友ゴム工業試験機車両による計測(一定荷重、一定速度で回転している試験タイヤ1輪に駆動力を加えた時のタイヤ—路面間の摩擦力を測定) ■タイヤサイズ:205/85R16 117/115N LT(SPLT22) 205/85R16 117/115L LT(SPLT21M) ■空気圧:600kPa 荷重:4.0kN 車体速度:8㎞/h ■路面:ウエット玉石路面(水深 1mm) ■スライドμ(*):SPLT22 0.515 SPLT21M 0.398 *スライドμは車体速度と試験タイヤ回転速度の差=1.8~24㎞/hの区間平均μを指す
【*2 試験条件】 ■タイヤサイズ:205/85R16 117/115N LT(SPLT22) ■空気圧:(F、R)600kPa ■排気量:2.99L ■速度:60km/h ■路面:ウエット玉石路面(水深 1mm) ■ABSの有無:有 ■制動距離:SPLT22 34.30m SPLT21M 45.32m
商品特長
エッジ成分増加によりウエットトラクション性能が向上
トレッドに細かな横溝(サイプ)を施すことで、エッジ成分を従来品比の約3倍に増やした。エッジ数が増えたことで、より多くの水をかき出しいち早く路面に密着することを可能にし、特に滑りやすい路面におけるウエットトラクション性能が30%向上している。
接地面積増加によりウエットブレーキ性能が向上
タイヤトレッドと路面との実接地面積を従来品比で30%増加した。実接地面積が増加したことで、路面に車両からの力が伝わりやすくなり、特に滑りやすい路面におけるウエットブレーキ性能が24%、アスファルト路面では5%向上し、雨天時においてもより早く止まれる。また接地幅が広くなったことでトレッドにかかる圧力が分散され、ショルダー部が早期に摩耗してしまう肩落ち摩耗を防ぐ。
ブロック拡大によりウエット操縦安定性能が向上
従来品で6列だったリブを2列減らし、1つ1つのブロックを大きくすることで、トレッド全体の剛性が向上しタイヤのふんばる力が強くなった。これによって、ウエット操縦安定性能が向上し、カーブ時に外側へ膨らみにくくなり、レーンチェンジ時のふらつきも抑えられる。さらにリブ数を減らしたことで、石噛みし易いブロックの交差ポイントが減少し、タイヤ損傷の抑制にも繋がる。
ゴムの配合変更と3Dサイプ採用で耐摩耗性能が向上
ゴムに配合するカーボンブラックを、従来品で使用していたものよりも補強層が大きい「新アクティブカーボン」に変更したことにより、ポリマーとの結びつきが強固になり、より強いゴムへ進化。さらに、3Dサイプを採用することで、ブロック同士がお互いを支え合い、ブロックの倒れこみを防ぎ剛性が保たれ、優れた耐摩耗性能を発揮する。
175/75R15 103/101N | 205/85R16 117/115N |
195/75R15 109/107N | 215/85R16 120/118N |
195/85R15 113/111N | 225/85R16 121/119N |
205/65R16 109/107N | 195/70R15.5 109/107L |
205/70R16 111/109N | 205/60R17.5 111/109N |
225/70R16 117/115N | 225/60R17.5 116/114N |
205/75R16 113/111N | 195/70R17.5 112/110N |
225/75R16 118/116N | 205/70R17.5 115/113N |
185/85R16 111/109N | 215/70R17.5 118/116N |
195/85R16 114/112N | 205/80R17.5 120/118N |