台湾の企業Gogoroは、電動スクーターのフラッグシップモデル「Pulse」を発表した。Gogoroは2011年に設立され、HTCの元最高イノベーション責任者であるホレス・ルーク氏がCEOを務めている。
同社は電動スクーターとバッテリー交換ステーションサービス「GoStation」で知られ、台湾では90%の電動スクーターシェアを占めるなど、その影響力は大きい。GoStationは、使用済みのバッテリーパックを交換することで、手軽に電動スクーターの利用を可能にするサービスである。このシステムは、高価なバッテリー購入の必要性を排除し、初期費用を抑えながらEVバイクを利用できることから注目を集めている。
Gogoroはバッテリーシェアリングに加えて、技術開発にも力を入れており、2022年3月には世界初の可搬式全固体電池プロトタイプを発表した。この技術は、ProLogium Technologyとの共同開発によるもので、現在のリチウム電池の容量を140%以上増加させる可能性があるとされている。
詳細を読む→【海外技術情報】Gogoro：バッテリー交換ステーションの先駆者Gogoroが自社スクーターのフラッグシップモデルを発表