カブらしさの象徴でもあるレッグシールドを残したまま、美しくスタイルアップに成功。このセンスは簡単に真似できない!

長年カスタムを重ね、理想のスタイルへ到達!

かつてモトチャンプに「庶民派ローライダー」と評された(失礼!)ことに奮起し、真の美しさを求めて細部まで作り込みを実施。純正パーツへのクロームメッキ加工など、徹底してクオリティアップを図ってきた。
その成果が最も表れているのが、煌めくクロームパーツ群。サイドカバーはメッキ加工のうえデコトラ用装飾エンブレムを追加。前後ホイールは新品の純正メッキリムを用い、ハブやスポーク、カラーにもメッキ加工を施してピカピカの足周りへと仕上げている。

左側面はジョッキーシフト化でディテールアップ。メッキ加工したサイドカバーにデコトラ用装飾を追加。

クランクケースはクロームメッキ×彫刻

エンジンはキタコ製ボアアップキットで88cc化。クランクケースやジェネレーターカバーには彫金(エングレービング)を施し、さらにクロームメッキ加工。王道ながら手間のかかる手法で、圧倒的な存在感を放つ。
メッキパーツは傷つきやすいのが弱点。そのため、頻繁に触れる部分はポリッシュ仕上げで鏡面加工。イベント前には徹底的に磨き込み、万全のコンディションで臨むという。前後ウインカーは高級なケラーマン製、マフラーは四輪カスタムで知られるワイズガレージにてワンオフ製作。パーツチョイスのクオリティも抜かりない。

クランクケースはエングレービング加工。SP武川製ステップも鏡面仕上げとし、キャブレターまで丁寧に磨き込んでいる。

溶接部など、見えないところまで手抜きなし!

一見すると似た仕様は再現できそうだが、完成度を左右するのは細部の処理。フェンダーの合わせ面やレッグシールド内のメインフレーム溶接部など、見えにくい部分まで丁寧に整形している点も質感向上のポイントだ。まさに磨き抜かれたローライダーテイストといえる。

車高は極端に落とさず、程よい低さでバランスの良いスタイルを追求。徹底したメッキ加工とポリッシュで美しさを引き上げている。
シートはクレイズにてオーダーメイド。リヤフェンダーはカット後に接合面を丁寧に処理し、ケラーマン製テール兼用ウインカーを装着。
ハンドル周辺はスーパーカブの鉄製パーツを移植しチョップ加工。立体エンブレムはピンストで純正風にアレンジ。
メーターはSP武川製LCDタイプへ変更。ケラーマン製バーエンドウインカーと合わせ、現代的な雰囲気を演出。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.17」
■日時:2024年11月10日(日)
■開催地:平成榛原子供のもり公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。次回は2026年5月10日(日)開催(場所は同じ)。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


※こちらの記事はモトチャンプ2025年2月号に掲載されたものです。