0-96km/h加速はキャデラック史上最速の3.3秒をマーク

キャデラックは1950年のル・マン24時間レース初参戦以降、モータースポーツに果敢に挑戦してきた。
その経験で培ったテクノロジーと走りへの情熱を、市販車として具現化したのが“Vシリーズ”だ。
モータースポーツで得た英知が結集された特別なモデルであると同時に、GM全体における高性能と技術のベンチマークとして位置づけられている。
フル電動SUVとして初めての“Vシリーズ”となる「リリックV」は、BEVならではの俊敏かつシームレスな加速性能を最大限に生かし、卓越したスポーツ性能を発揮する。
デュアルモーターAWDが生み出す646ps/904Nmは、専用ドライブモードにより、キャデラック史上最速となる0-96km/h加速3.3秒という異次元のパフォーマンスを実現する。
バッテリー容量は95.7kWhで、一充電航続距離はWLTPモードで471kmと発表された。

「リリックV」専用にセットアップされたマルチリンク式のサスペンションは、ラグジュアリーSUVにふさわしい快適性を保ちつつ、力強い走りと優れた旋回性能を両立。
フロントのブレーキシステムにはブレンボ製6ピストンパフォーマンスキャリパーを標準装備し、強力な制動力で圧倒的なパワーとトルクを受け止める。
指先の操作でエネルギーを回生するブレーキ「バリアブル・リジェン・オンデマンド」は、ベースモデルと同様、物理ブレーキのフェードを回避しながら車両制動が可能。
パドル操作のみで完全停止まで制御する。

ドライブモードは走行シーンに合わせて5モードを設定。
「ツアー」「スポーツ」「スノー/アイス」に加え、アクセルレスポンスやブレーキフィール、サスペンションとステアリング、サウンドエンハンスメントに至るまで、好みに応じて各種設定を記録できる「マイモード」、リリックV専用の「Vモード」を装備。
「Vモード」は「マイモード」と同様にカスタマイズ可能で、「Vモード」ボタンを2度押せば通常走行時の車両姿勢電子制御が低減される「コンペティティブ」モードとなり、一時的に駆動出力をオーバーライドし、アクセルを踏み込んだ瞬間、圧倒的なトルクを解き放ち、サーキットでのプロフェッショナルなドライビングが可能となる。
さらに長押しすればローンチコントロールが利用可能な「ヴェロシティマックス」モードへ移行し、レーシング由来の圧倒的なパワーと加速が体感できる。
※「コンペティティブ」「ヴェロシティマックス」モードはクローズドコースのみ使用可能

全長5005×全幅1985×全高1640mm、ホイールベース3085mmの寸法を持つエクステリアは、ローダウン化されたフォルムに22インチの大径ホイールが目をひく。

インパネに備わる対角33インチを誇る大型LEDディスプレイは、“Vシリーズ”専用の構成画面を備え、必要な情報を瞬時にドライバーに伝える。

ステアリングホイール中央の“V”バッジ、ステアリングアームに赤く輝くVモードボタン、そしてレーザーアブレーション加工が施されたステアリングホイール下部の装飾やアルミニウム製のパドルなど、細部にわたる演出は「リリック V」が特別なモデルであることを主張する。
さらに“V”ロゴが刻まれたパーフォレーテッドナッパレザーシートのフロントシートは、長時間のドライブにも対応する快適さと適度なホールド感を併せ持ち、シートベンチレーションも備えている。

フロントシートのヘッドレスト内部にはスピーカーを装備。
ノイズレスなインテリア空間と23個にもおよぶスピーカーから構成されるAKGスタジオ オーディオシステムは、Dolby Atmosによる極上の3D音響を実現する。

さらに、EVSE(Electric Vehicle Sound Enhancement)が走行状況に応じたサウンドを生成し、AKG製車載オーディオを介して再生。
そのサウンドとシンクロした音を、車外向けの2基の専用スピーカー(45W)からVES(Vehicle Exterior Sound)として発信。
ハイパフォーマンスEVならではの、新たなサウンド体験を提供する。


