マツダ RX-9 予想CG

マツダは2月に米国特許商標庁にこの申請を提出しており、車両および関連部品・アクセサリーを対象としていることもわかった。
ただし、ロゴデザインは確認されておらず、現段階では登録されているのは名称のみのようだ。

マツダ RX-9 プロトタイプ スパイショット

先日は「RX-7」の名称が復活するという話をしたが、今回の発覚で「RX-8」の名称を復活させようとしている可能性も出てきた。
また、マツダは「MX」や「RX」といった特定の接頭辞の使用に非常に慎重であることから、新型RX-8はロータリーエンジン搭載のスポーツカーになる可能性が高いと見られる。

RX-8は、2003年に惜しまれつつも生産終了となった、ロータリーエンジン搭載「RX-7」の実質的後継モデルとして、同年に発売された。
RX-8が2013年に生産終了となると、以降後継モデルの噂が何度も浮上、2017年には、後継モデルと見られるプロトタイプをスクープしたが、いまだ実現していない。

マツダは長年に渡ってロータリーエンジン搭載のスポーツカーのコンセプトモデルを発表しており、どれもRX-8のエンブレムを堂々と冠するにふさわしいデザインとなっている。
直近では、2025年発表のVision X Coupe(4ドアシューティングブレークに近いデザイン)が挙げられる。
そしてマツダの幹部も、RX-7とRX-8の後継モデルに対する社内の熱意について公に語っている。

このRX-8後継モデルに関しては、トヨタ次期スープラと共同開発する可能性が噂されている。
両社が共同で新しいスポーツカープラットフォームを開発すれば、そうでなければ非常にニッチな製品となるであろうこのクルマの開発コストを大幅に削減し、実現可能性を高めることができるのは間違いない。

ロータリーエンジンには、燃費や排ガス規制といった、典型的なエンジニアリング上の課題は依然として存在しており、大きなはハードルとなっている。
マツダがロータリーエンジン搭載のMX-30を米国で販売しないという決定を下した理由の一つとして、排ガス規制への対応コストと難しさがあるかもしれない。

そこでマツダが出した答えが、830cc×2ロータリーターボのPHEVだと噂されている。
このパワートレインでは最高出力520psを発揮、ドライサンプの採用で重心がかなり下がることと思われる。
また、トランスミッションは、6速MT及び6速ATが期待できるといい、駆動方式はFRで、EV航続は「100kmを軽く超えるレベル」が予想される。

ニッチなスポーツカーに投資することは、マツダにとって賢明な選択とはいえず、トヨタの支援を受けているとはいえ、資金が潤沢というわけではない。
そのため、製品を慎重に選び、確実に売れるものでなければならないかもしれないが、ビッグネーム復活に期待をせずにはいられない。