2026年3月の普通自動車販売台数トップ10

| 順位 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前年比 |
| 1位 | トヨタ・ヤリス | 13,607台 | 82.6% |
| 2位 | トヨタ・カローラ | 12,835台 | 78.5% |
| 3位 | トヨタ・シエンタ | 11,674台 | 92.3% |
| 4位 | ホンダ・フリード | 10,932台 | 98.4% |
| 5位 | トヨタ・ライズ | 10,646台 | 143.9% |
| 6位 | ホンダ・ヴェゼル | 9,519台 | 116.8% |
| 7位 | 日産・ノート | 9,169台 | 91.6% |
| 8位 | トヨタ・ヴォクシー | 8,580台 | 116.6% |
| 9位 | トヨタ・ノア | 8,075台 | 95% |
| 10位 | 日産・セレナ | 7,794台 | 82.1% |
ミニバンとSUVの強さも目立った
2026年3月の普通自動車販売では、トヨタ・ヤリスが13,607台を販売して首位となり、2位にトヨタ・カローラ、3位にトヨタ・シエンタが続いた。上位3車種をトヨタが占めており、引き続き同社の強さが目立つ結果となっている。
ヤリスは扱いやすいボディサイズや燃費性能の高さ、カローラはセダンやツーリング、スポーツなど幅広いラインアップ、シエンタはコンパクトミニバンとしての使い勝手の良さが、それぞれ支持を集めているとみられる。2月との比較では、カローラが3位から2位に順位を上げ、シエンタと順位が入れ替わった。
上位陣ではミニバンとSUVの存在感も引き続き大きい。4位にはホンダ・フリード、8位にはトヨタ・ヴォクシー、9位にはトヨタ・ノア、10位には日産・セレナが入り、ファミリー層を中心にミニバン需要の底堅さがうかがえる。
なかでもフリードは2月の5位から4位へ順位を上げ、販売台数も8,420台から10,932台へ増加した。
SUVでは5位のトヨタ・ライズと6位のホンダ・ヴェゼルが上位に入った。特にライズは10,646台、前年比143.9%と大きく伸ばしており、3月ランキングのなかでも増加率の高さが際立つ。
2月は4位だったため順位はひとつ下げたものの、販売台数自体は8,726台から増えており、販売の勢いが鈍ったわけではない。また、ヴェゼルは2月のトップ10圏外から6位に入っており、SUV需要の厚さをあらためて示す結果となった。
全体としては、コンパクトカー、ミニバン、SUVといった実用性の高いカテゴリーが引き続き販売の中心を担っていることがうかがえる。
2026年3月の普通自動車市場は実用性重視の傾向が続く
2026年3月の普通自動車販売ランキングでは、トヨタ勢の強さが引き続き目立った一方で、ホンダや日産の主力車種も上位に入り、実用性の高いモデルを中心に市場が動いていることがあらためて示された。
特に上位には、コンパクトカー、ミニバン、SUVといった日常使いしやすいカテゴリーが並んでおり、移動のしやすさや積載性、使い勝手の良さが重視される傾向は変わっていない。
また、2月のランキングと比べると、カローラやフリードが順位を上げ、ヴェゼルが新たにトップ10入りするなど、一部で顔ぶれや順位に変化も見られた。ライズのように順位は下がっても販売台数自体は増えている車種もあり、単純な順位の上下だけでは見えにくい販売の勢いもうかがえる。
今後も普通自動車市場では、日常生活に取り入れやすい実用車が販売の中心であり続ける可能性が高い。各メーカーの改良や新型車投入、供給状況の変化によってランキングがどう動くのか、引き続き注目したい。