新開発の「STLA-Medium(ステラ ミディアム)」プラットフォームとブランド最新のハイブリッドシステムを採用し、快適性と走行性能を高次元で融合

新型「C5エアクロス」は、シトロエンが長年にわたり追求してきた快適性と独創性をカタチにした、現代にふさわしいCセグメントSUV。
今年1月に開催された「東京オートサロン2026」で初披露された待望のシトロエンフラッグシップモデルが、ついに発売された。
柔らかな乗り心地、力強く洗練されたデザイン、広々とした居心地の良い室内空間、それらすべてが、日々の移動をより快適でより豊かな時間へと変えてくれる。
さらにステランティスが開発したプラットフォーム「STLA-Medium(ステラ ミディアム)」とブランド最新のハイブリッドシステムを採用することで、快適性と走行性能を高次元で融合した。
新型C5 AIRCROSSは、ステランティスがマルチパワートレインへの対応を前提に開発したSTLA-Mediumプラットフォームを、シトロエンとして初めて採用したモデル。
このプラットフォームは、車室内スペースの最大化、低重心化、そして乗り心地とハンドリング性能の向上を主な目的として設計されている。
ゆとりある室内空間と安定感のある走行性能を両立し、シトロエンが大切にしてきた快適性の思想を次世代へとつなぐ基盤となっている。

パワートレインは、最新世代の1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジン(136ps/230Nm)と電動モーターを内蔵する6速DCTを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステム。
システム総合で145psを発揮するとともに、19.4km/LのWLTCモード燃費をマークする。
低速域では電動モーターが積極的にアシストし、発進時や市街地での走行をより滑らかにし、高い静粛性とともに、より快適で上質なドライビングフィールを実現。
市街地では最大50%(※)の時間で電動走行でき、燃費性能の向上とCO₂排出量の低減にも貢献する。
※信号待ちなどによるエンジン停止時間を含む参考値

全長4655×全幅1905×全高1710mm、ホイールベース2790mmの寸法が与えられたエクステリアは、シトロエンの掲げる新しいデザイン言語を体現し、空気抵抗を最小限に抑えるよう設計された滑らかなエアロフォルムを採用。
流れるようなボディラインと存在感のある造形を融合することで、SUVとしての力強さとシトロエンならではの日常に歓びをもたらす上質さを両立している。
全長は従来モデルから165mm拡大。
ゆったりと伸びやかなロングホイールベースが生み出す安定感のあるプロポーションに加え、ボディサイドを貫くように施された流麗な凹凸(キャラクターライン)が、モダンで洗練された印象を際立たせている。
足元は、大径19インチホイール(タイヤサイズは255/55R19)を組み合わせることで、上級SUVにふさわしい存在感を演出している。
フロントフェイスは、日本で2019年に発表された前モデルが醸し出した柔らかな印象から一転、シャープでモダンな造形へと大きな進化を遂げた。
水平基調のデザインをベースに、動きと奥行きを生む立体的な構成を採用し、SUVとしての力強さと品格が生み出された。
フロント中央には、新世代シトロエンを象徴するブランドエンブレムを配置し、先進的な表情を際立たせている。
また、3つのセグメントに分割されたシグネチャーライトにより、ひと目で「C5エアクロス」とわかる個性を放つ。
周囲の環境に応じて最適な配光を行うLEDマトリクスヘッドライトを組み合わせることで、昼夜を問わず高い視認性と快適な運転環境を提供する。

リヤビューでは、3本のラインを組み合わせたデザインのテールランプを採用。
奥行きを感じさせる立体的な光の表現により、後ろ姿からも新型「C5エアクロス」の個性と先進性を際立たせている。
シトロエンのロゴエンブレムはフロントフェイスと呼応するように大胆に配置し、新世代のシトロエンデザインが強調されている。
リヤセクション最大の特徴のひとつが、空力性能の向上にも寄与する「Citroën Light Wings(シトロエン ライト ウイングス)」の造形。
このデザインは、2022年のパリモーターショーで発表された「Oli concept(オリ コンセプト)」において提案された思想を受け継ぐもので、環境負荷の低減に貢献する実用的な意匠として採用された。
デザイン性だけでなく、高速走行時の安定感にも配慮。美しく洗練されたリヤビューの実現にひと役買っている。
サイドビューでは、フロントからリヤへと流れるキャラクターラインを採用。
前モデルと比較してよりワイドなボディに抑えられた全高、そして新たに採用したSTLA-Mediumプラットフォームによるボディ構造が加わり、視覚的にも走行性能面でも安定感のあるプロポーションを形成する。
そのうえで、エアロダイナミクスを考慮した滑らかな造形とすることで、ボリューム感のあるフォルムでありながら軽やかな印象に仕上げられた。
緩やかに張り出したフェンダーと水平基調にデザインされたサイドガラスのラインが全体のバランスを整え、個性を感じさせながらも親しみを与えるデザインとなっている。
ホイールは19インチのブラックタイプを標準装備。
ホイール名の「ZIRCON(ジルコン)」は、地球上で最も古い天然鉱物のひとつとされる宝石に由来したものだ。
その高い屈折率によって生み出される力強い輝きのジルコンモチーフとしたデザインだ。
ボディカラーは4色を設定。
新色の「ヴェール・アストリア」は、アメリカ・オレゴン州の港町アストリアに着想を得た新色で、奥行きのあるグリーンが穏やかで落ち着いた印象を与える。
「ルージュ・ルビ」は宝石ルビーに由来する深みのある赤が、ボディの造形を美しく際立たせ、フランス車らしい華やかさを演出。
「ブラン・オケニトゥ」はクールでメタリックな輝きをまとったホワイトで、シャープなデザインと上質感を引き立てる。
そして「ノアール・ぺルラネラ」は“黒い真珠”を意味する名の通り、奥行きのある艶を湛えたブラックが、重厚で洗練された印象をもたらす。

上級グレードである「マックス」は、“乗る人すべてを柔らかく包み込む快適性” をテーマにした “C-Zen Lounge(シー ゼン ラウンジ)”コンセプトを基に設計。
水平基調のレイアウトと、ファブリックや柔らかい触り心地の素材を効果的に組み合わせ、運転中もまるでラウンジで過ごしているような、リラックスできる上質空間を実現した。

「マックス」にはさらに、シトロエンが誇るアドバンストコンフォートシートの最上級仕様を専用装備。
ふんわりとした柔らかさと長時間でも疲れにくい確かなサポート力を両立するとともに、素材の肌触りにまでこだわった上質な仕立てが特徴だ。
背もたれやサイドサポートには厚さ15mmのパッドを採用し、シートヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能などを備えることで、ワンランク上の快適性を提供する。

新装備としては、ステランティスグループの車両に搭載されるスクリーンのなかで最大級サイズの13インチ縦型スクリーン「ウォーターフォールスクリーン」の搭載が挙げられる。
ナビゲーション、メディア、車両設定、空調操作などを集約し、直感的で先進的な操作性を実現。
固定ステータスバーやカスタマイズが可能なショートカットキーにより、必要な情報へ素早いアクセスが可能だ。
ボディサイズの拡大により、後部座席のレッグスペースは従来モデル比+50mm、頭上スペースは+68mmを確保し、大人もゆったりと過ごせる広さを実現。
「マックス」では後部座席にもシートヒーターを装備し、乗員全員が快適に過ごせるラウンジのような室内空間となっている。
また、565Lの大容量ラゲッジスペースを備え、日常使いからレジャーまで幅広いシーンで高い実用性を発揮する。

「マックス」では、ブランドの拠点であるパリを象徴する情景をモチーフにしたグラフィックをリヤガラスにさりげなく施し、光の差し込み方によって表情を変える演出を取り入れている。
さらに、グローブボックスの内側には、1919年以来のシトロエンの代表モデルがデザイン。
それらはすべて「C5エアクロス」が生産されるフランス・レンヌ工場で生み出されてきたモデルだ。
100年を超えるブランドの歴史と誇りを、車内の至るところから感じることができる。
一方、「プラス」においても、シトロエン独自のアドバンストコンフォート思想に基づく快適な空間設計に加え、新世代のユーザーインターフェースを採用したウォーターフォールスクリーンやデジタルメーター等を搭載し、直感的で快適な操作環境が整っている。

走りの面では、シトロエン独自のサスペンション技術である「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」が、C5エアクロスの個性を際立たせている。
路面からの入力を段階的に制御、吸収することで、凸凹による衝撃を穏やかに抑え、フラットでしなやかな乗り心地を実現。
その感覚は、“魔法の絨毯”と称されるほどで、シトロエンならではの快適性を象徴する技術だ。








