Ferrari 296 LMGT3 Evo
21号車がハイパーポールに進出

2026年シーズンの世界耐久選手権(WEC)、LMGT3クラスにビスタ・AFコルセは、2台の「296 LMGT3 エボ」をエントリー。21号車をフランソワ・エリオ、サイモン・マン、アレッシオ・ロベーラ、54号車をトーマス・フロール、フランチェスコ・カステラッチ、ダビデ・リゴンの3人がドライブする。
4月18日に行われた予選は、トップ10台によって争われるハイパーポールに21号車が進出。マンが1分42秒230をマークして7番手グリッドを獲得した。54号車はフロールがアタックを担当し、1分43秒999で18番手グリッドから決勝レースをスタートする。
スーパーポールの走行を終えたマンは「レースウイーク前に行われたプロローグで良いパフォーマンスを発揮したことで、マシンの感触も掴むことができました。レース用のセットアップについても十分に準備が整っています。あとは明日のレースで天候がどう影響するかを見ていきたいです」と、コメントした。
中盤以降厳しい展開を余儀なくされた2台

19日の決勝レース、296 LMGT3 エボ 21号車はエリオ、54号車はフロールがスタートドライバーを担当。スタートから2時間目の段階でバーチャル・セーフティカー(VSC)中の展開も含め、チャンスを的確に突いたカステラッチが、54号車を7位まで押し上げてみせる。
しかし、その後のレースは厳しい展開を余儀なくされ、中盤以降は2台ともに順位を落とし、ライバルから厳しい追い上げを強いられることとなった。さらに残り約1時間半の時点で空模様が変わり、雨粒が落ち始めると、チームはドライタイヤを履き続ける判断を下す。しかし、その賭けが功を奏することなく、順位を大きく上げることができなかった。
結局、21号車が予選順位からひとつポジションを上げた6位でフィニッシュ。54号車は入賞まであと一歩となる、11位でレースを終えた。21号車のロベーラは次のようにレースを振り返った。
「ポイント圏内でフィニッシュできたことは前向きに捉えています。昨年はいくつかのレースでノーポイントに終わってしまったので、このような形でシーズンをスタートできたのは間違いなくポジティブな要素です」
「本音を言えば表彰台でフィニッシュしたかったですが、正直なところレーススタート時点ではそこまで期待していませんでした。それでも、このイタリアの観客の前でトップ3に入りたかったので少し残念です。チームとしては戦略やタイヤマネジメントの面で新しい取り組みに挑戦しました。マシンのパフォーマンスも良好で、最終的にはスパを前にポイントを獲得できたことが重要です」
WEC開幕戦「イモラ6時間」を動画でチェック!
