MBUXスーパースクリーンをオプションで用意

メルセデス・ベンツの初代GLAは2013年のフランクフルトモーターショーでデビューし、同年4月に上海モーターショーで発表された同名のコンセプトカーの市販モデルとなった。Aクラスハッチバックのオールテレーン版として、メルセデス・ベンツ最廉価のSUVの地位を確立。また、ブランドのラインナップがより高額、高級化されていく中で、GLAも最小ながら、高級SUVへと進化している。

メルセデスは、エントリーレベルのラインナップを刷新しており、既にCLAとGLBのデザイン変更を発表している。
EQAの後継モデルとなるGLA EQは、メルセデス・ベンツのモジュラーアーキテクチャ(MMA)をベースに開発される予定だ。MMAはEV開発に特化しているが、内燃機関車やハイブリッドパワートレインにも対応できるのが特徴だ。
厳冬のフィンランド山中で捉えたGLA次期型のプロトタイプは、幅広のエアインテークの上にフルカバーのグリルを備えている。また、特徴的なヘッドライトも確認でき、市販モデルでは間違いなく星のエンブレムがあしらわれることが濃厚だ。
サイドビューでは、流線型のボディワークとフラッシュマウント式のドアハンドルが目を引く。さらに、上向きに流れるベルトライン、傾斜したルーフ、そして空力性能を最適化した5本スポークホイールが特徴的で、これは、フル電動モデルのEQバージョンと思われる。
リアエンドは進化したデザインだが、ナンバープレートの取り付け位置がテールゲートからバンパーに移設されている。また、スリーポインテッドスターのグラフィックがあしらわれた、角ばったテールランプも確認できる。
激写したコックピットだが、基本的には、CLAとGLBから引き継がれている。つまり、10.25インチのデジタルインストルメントクラスター、14インチのインフォテインメントシステム、そして14インチの助手席側ディスプレイを備えたMBUXスーパースクリーンがオプションで用意されると予想される。これらに加えて、メルセデス・ベンツのエンブレムを模した「生きたアバター」を備えた、MBUXバーチャルアシスタントも搭載されることが濃厚だ。
パワートレインでは、リアにモーターを搭載し、最高出力272ps/200kW、最大トルク335Nmを発揮する「GLA 250+が」登場すると予想される。また、デュアルモーター式四輪駆動システムを搭載し、システム合計出力354ps/260kW、最大トルク515Nmを発揮する「GLA 350 4MATIC」もラインナップに加わるとみられる。両モデルとも約85kWhのバッテリーパックと、最大320kWのDC急速充電に対応する800Vアーキテクチャを採用する。
将来的には、1.5L4気筒エンジン、1.3kWhバッテリー、そして8速デュアルクラッチトランスミッションに統合された電気モーターを搭載したハイブリッドモデルが登場する見込みだ。CLAの場合、このハイブリッドシステムにより、電気モーターによる30ps/22kWの追加出力を考慮する前の出力は、136ps/100kWから190ps/140kWとなる。
GLA次期型のワールドプレミアは、2027年と思われ、ハッチバックスタイルを維持しつつも、先代モデルよりも若干大型化しているようだ。また、バッテリーパックが多少スペースを圧迫するものの、荷室容量も拡大される見込みで、フロントトランクは十分な大きさになるはずだ。
EVバージョンは、800万円〜900万円とも噂されており、少なくとも日本では、700万円台にとどまりそうなハイブリッドが人気を集めると予想される。













