最高出力120ps を発揮する1.2L直3HVの「e-スマートハイブリッド」搭載。

先日、トヨタの人気トールワゴン、「ルーミー」が今秋にも大幅改良される可能性をお伝えしたが、スバル「ジャスティ」も同時期に一部改良される可能性が高いようだ。

ジャスティは、トヨタ「ルーミー」と同様に、ダイハツ「トール」のOEMモデルとして販売されているコンパクトトールワゴンだ。全長3700mm級の扱いやすいボディサイズに収めつつ、両側スライドドアを備え、ファミリーユーザーを中心に人気を得ている。

スバル ジャスティ 

現行モデルは2016年に発売されており、すでに10年が経過、当初2024年に新世代モデルへのフルモデルチェンジが予定されていたが、ダイハツの認証不正問題により、次世代型が2027年〜2028年以降へと延期されたため、ビッグマイナーチェンジでテコ入れが図られる。

これまで、月間販売計画は100台と少数販売モデルで、同カテゴリーで高い人気を誇るトヨタ「ルーミー」やスズキ「ソリオ」などと比べると控えめな数字ではある。

スバル ジャスティ 改良新型 予想CG

最大の理由は、OEMモデルであることによる認知度の低さが影響しているかもしれない。ジャスティはダイハツ「トール」をベースとしたOEM車であり、車両そのものの魅力は高いものの、多くのユーザーはトヨタ「ルーミー」やダイハツ「トール」を選択する傾向がある。特にルーミーはトヨタブランドの強みや販売ネットワークの広さを背景に高い販売実績を維持しており、ジャスティはその陰に隠れがちだ。

新型では、「スマートアシストIII」から最新世代のスマートアシストを全車標準装備。スバルといえば、「アイサイト」だが、ダイハツの開発モデルであるために、最新世代のスマートアシストが採用される。

エクステリアでは、お馴染みの大型グリルハウジングはほぼ同じながら、内部デザインは、クロームアクセントを採用し、迫力を増しそうだ。また、LEDデイタイムランニングライトのグラフィック変更も期待できる。

内部では、「スマートフォン連携 9インチディスプレイオーディオ」から、10.5インチの大型インフォテインメントディスプレイへと変更するほか、シートデザインも刷新される予定だ。もちろん電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能も継承される。

パワートレインは、最高出力69ps、最大トルク92Nmを発揮するノンターボ1.0リットル直列3気筒DOHC「1KR-FE 」ガソリンエンジンだが、ハイライトは、最高出力120ps を発揮する1.2リットル直列3気筒エンジン+電気モーター「e-スマートハイブリッド」だ。すでに「ダイハツの「ロッキー」「ライズ」で採用されているが、これにより、パワフルに、そして燃費性能と走行性能が劇的に飛躍すると予想される。

新ハイブリッドにより、燃費は、30km/L超えも期待されそうだ。スバルは水平対向エンジンやシンメトリカルAWDを採用した独自性の高い車づくりで知られている。しかしジャスティはOEM供給モデルであり、そうしたスバルらしい技術的特徴を持っていないことはデメリットかもしれないが、「e―スマートハイブリッド」導入で変化がみられるかもしれない。

販売面では厳しい状況が続いているものの、「スバルブランドで購入できるハイブリッドのコンパクトスライドドア車」という独自ポジションは、日常の使いやすさを重視するユーザーにとっては、有力な選択肢の一台と改めて評価されることが期待できそうだ。