Mercedes-Benz C 400 4MATIC electric
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Mercedes-Benz C 200 Sport
大型化されたボディに大胆なエクステリアを導入




Dセグメントのベンチマークとして、日本を含めた世界市場でベストセラーに君臨してきた「メルセデス・ベンツ Cクラス」。初代Cクラスは1993年に登場し、5代目モデル(W206型)までICE搭載ミドルサイズセダンとして進化を続けてきた。2026年、メルセデス・ベンツはフル電動パワートレインを搭載する6代目Cクラスを発表した。
新型Cクラスは、BEVに求められるエアロダイナミクスを追求すべく、ルーフが流れるように弧を描くファストバックスタイルを採用。フロントセクションには、スターモチーフを採用したヘッドライトに、伝統的なクロームグリルを再解釈した大型グリルが鎮座する。
ボディサイズは、先代Cクラスよりも全長が98mm長く、ホイールベースが97mmもストレッチされ、さらに全幅は72mm広く、全高は68mmも高くなった。Dセグメントの枠にあるものの、ひとまわり以上大きくなった印象だ。さらに大型バッテリーをフロアに搭載していることもあり、車両重量は(1.5リッター車と比べて)770kgも重くなっている。
メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック
ボディサイズ=全長4883mm×全幅1892mm×全高1503mm
ホイールベース=2962mm
車両重量=2460kg
タイヤサイズ=-
メルセデス・ベンツ C 200 スポーツ
ボディサイズ=全長4785mm×全幅1820mm×全高1435mm
ホイールベース=2865mm
車両重量=1690kg
タイヤサイズ=225/50R17(前)、245/40R18(後)
1回の充電で航続距離762kmを確保



C 400 4MATIC エレクトリック

今回のワールドプレミアにおいては、最上級モデル「C 400 4MATIC エレクトリック」のスペックが発表。前後にモーターを搭載する全輪駆動で、最高システム出力489PS、最大トルク800Nmを発揮する。今回、ピックアップした1.5リッター直列4気筒ターボの「C 200 スポーツ」と比較すると、倍以上の出力を誇る。
C 400 4MATIC エレクトリックは、容量94kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下に配置し、最大航続距離は762km。今後、後輪駆動モデルや、航続距離に特化したモデルなどが導入される予定だ。
メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック
パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高システム出力=360kW(490PS)
最大トルク=800Nm
駆動方式=AWD
最大航続距離=762km(WLTCモード)
メルセデス・ベンツ C 200 スポーツ
エンジン形式=直列4気筒ガソリンターボ+ISG
排気量=1494cc
最高出力=204PS/5800〜6100rpm
最大トルク=300Nm/1800〜4000rpm
トランスミッション=電子制御9速AT
駆動方式=RWD
圧倒的存在感の39.1インチディスプレイ




コクピットには、インストゥルメントパネル全体が1枚のディスプレイとなる39.1インチ「MBUXハイパースクリーン」を導入(オプション)。その左右にはメルセデス・ベンツらしい円形ベンチレーションが配置され、すっきりとしたデザインのセンターコンソールには、カップホルダーやワイヤレス充電トレイが収められる。
横型12.3インチメーターディスプレイと縦型の11.9インチディスプレイをレイアウトを組み合わせた先代Cクラスのコクピットと比較すると、その進化の大きさを感じるはずだ。ボディサイズの大型化の恩恵を受けたのがリヤシートの居住性。具体的な数値は公開されていないが、標準装備の大型パノラミックガラスルーフと6ライトウインドウにより、明るく広大な室内空間が広がる。
現時点で欧州における価格は公表されていないものの、報道ベースでは「C 400 4MATIC エレクトリック」が、およそ7万ユーロ前後になると見られている。日本円に換算すると約1300万円に達する見込みだ。なお、現状ではメルセデス・ベンツは新型Cクラスに内燃機関(ICE)モデルを設定するかは明らかにしていない。適度なサイズ感のメルセデスを求めるのであれば、5代目Cクラスの最終モデルが有力な選択肢となるかもしれない。
車両本体価格
メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック 未発表
メルセデス・ベンツ C 200 スポーツ 580万円

