マキシスクーターらしい存在感を継承した新世代デザイン

スズキはグローバル市場向けに、新型「BURGMAN STREET 125」を欧州で公開した。上級スクーター「BURGMAN」シリーズのDNAを受け継ぎながら、日常の移動をより快適にすることを目的に開発された125ccスクーターである。
最大の特徴は、ひと目でBURGMANシリーズと分かる堂々としたスタイリングだ。大型フロントカウルとワイドなボディラインによって、125ccクラスとは思えない存在感を演出している。一方で、全長1,860mm、全幅700mmという扱いやすいサイズにまとめられており、市街地での取り回しや狭い道路での走行性能も犠牲になっていない。
ライダーを風から守る大型スクリーンや、足元の自由度を高めるフラットに近いフロアボードなど、日常の使い勝手を重視した設計も見逃せない。通勤・通学だけでなく、休日のツーリングまで視野に入れた快適性を追求している。
ボディ各部にはシャープなキャラクターラインを採用し、都会的で洗練された印象を強調。BURGMANシリーズらしい高級感を保ちながら、若いライダーにも受け入れられるスポーティなデザインへと進化している。
扱いやすさを重視した124cc空冷エンジン

心臓部には124cc空冷SOHC単気筒エンジンを搭載する。燃料供給にはフューエルインジェクションを採用し、圧縮比は10.3:1。電動セルスターターに加え、キックスターターも装備することで、万が一の際にも始動できる安心感を備えている。
CVTとの組み合わせにより、発進から加速までスムーズな走行フィールを実現。ストップ&ゴーの多い都市部ではライダーの負担を軽減し、穏やかな特性によって初心者でも扱いやすいキャラクターとなっている。
空冷エンジンは構造がシンプルで整備性にも優れ、日常的なメンテナンスコストを抑えやすい点も魅力の一つだ。
また、スズキが長年培ってきた小排気量エンジン技術によって、燃費性能と耐久性を高いレベルで両立。毎日の移動手段として長期間安心して使用できる信頼性も、このモデルの大きな強みとなっている。
快適性と実用性を高めた装備群

BURGMAN STREET 125は、スクーターとしての実用性も高いレベルにまとめられている。
シート高は780mmに設定され、多くのライダーが安心して足を着けられる高さを確保した。最低地上高は160mmを確保しているため、荒れた路面や段差でも余裕を持って走行できる。ホイールベースは1,285mmとなり、高速域での安定性にも配慮した設計となっている。
ライダーとパッセンジャー双方の快適性を考慮したワイドシートは長時間走行でも疲労を軽減し、ゆったりとしたライディングポジションを実現する。
さらに、大容量収納スペースや実用的なフロントポケットなど、日常使いに欠かせない装備も充実。買い物や通勤時に荷物を積みやすく、スクーター本来の利便性を十分に発揮する。
車両重量は115kgに抑えられており、押し歩きや駐輪場での取り回しもしやすいバランスに仕上げられている。
都市生活に最適化されたプレミアム125スクーター

BURGMAN STREET 125は、単なる移動手段ではなく、「毎日の移動を快適にするプレミアムスクーター」というコンセプトが明確なモデルである。
スポーティな走りだけを追求するのではなく、快適性、積載性、扱いやすさ、そして上質感を高いレベルで融合。大型BURGMANシリーズの魅力を125ccクラスへ落とし込んだ完成度の高い1台となっている。
近年は125ccスクーター市場でも快適装備や高級感へのニーズが高まっており、BURGMAN STREET 125はその流れに応える存在と言える。コンパクトなボディでありながら大型スクーターのような乗り味を求めるライダーにとって、有力な選択肢となるだろう。
街中での扱いやすさとロングライドでの快適性を両立し、毎日の通勤から休日のツーリングまで幅広く対応する万能スクーターとして、新型BURGMAN STREET 125はグローバル市場で存在感をさらに高めていきそうだ。
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