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今日は何の日?■12代目カローラとしてまずカローラスポーツが登場

2018年(平成30)年6月26日、トヨタ自動車は12代目「カローラ」シリーズの先陣を切る形で「カローラスポーツ」の発売を開始した。カローラスポーツは、ユーザーの若返りを狙ったハッチバックモデルで、翌2019年9月に「カローラ(セダン)」と「カローラ・ツーリング(ワゴン)」が発売された。
カローラスポーツの先代は、カローラ・ランクスの後継オーリス

カローラスポーツの先代にあたるのは、2006年10月にデビューした「オーリス」だが、オーリスは2001年1月にデビューした兄弟車「カローラ・ランクス/アレックス」の後継車である。カローラ・ランクス/アレックスは、2000年8月にモデルチェンジした9代目「カローラ」の後部を切り詰めた5ドアハッチバックだった。

そして、オーリスも5ドアハッチバックで(欧州向けには3ドアも用意)、新しいプラットフォームの採用によってボディサイズがひと回り大きな3ナンバーとなった。スタイリングは欧州デザイン拠点が手掛け、一体感のあるフロントマスクやワイド感のあるリアビューが注目された。
パワートレーンは、カローラシリーズに搭載の最高出力110ps/最大トルク14.3kgmを発揮する1.5L 直4 DOHC、136ps/17.8kgmの1.8L 直4 DOHCの2種エンジンとSuper CVT-iの組み合わせ、1.8L車には7速スポーツシーケンシャルシフトマチックが用意された。
オーリスは、欧州仕込みの完成度の高いハッチバックで欧州では人気となったが、日本ではアピール力に乏しい地味なイメージが定着して販売に苦しんだ。
ハイブリッドと直噴ターボを用意したカローラスポーツ

2018年6月のこの日、12代目となるカローラシリーズの「カローラスポーツ」が、セダンとワゴンに先駆けてハッチバックモデル「カローラスポーツ」がデビューした。12代目「カローラ」の基本戦略は、10代目と11代目で設定された日本専用車を廃止して、グローバルにすべてを再統一することだった。

カローラスポーツは、TNGAをベースにして2代目オーリスより一回り大きい3ナンバーボディ。スリムなヘッドライトやサイドまで回りこんだ低いフロントフードなどにより、ワイド&ローのスポーティなスタイリングを形成。インテリアはインパネの厚みを抑え、ワイド化を図ることで開放感ある上質な室内空間が実現された。


パワートレーンは、最高出力98ps/最大トルク14.5kgmを発揮する1.8L 直4 DOHCにリダクション機構付THS IIを組み合わせたハイブリッドシステムと、116ps/18.9kgmの1.2L 直4 DOHC直噴ターボエンジンの2種類で、ハイブリッドはシステム最高出力122psに達し、燃費34.2km/L(JC08モード)を実現。ハイブリッドはFFのみだが、1.2Lターボエンジン車はFFと4WDが選べた。

また、最新のコネクティッドサービスが搭載されたことも注目を集めた。通信モジュールを標準搭載することにより、コールセンターや販売店からの適切なアドバイスが受けられるほか、オプションのT-connectナビ装着車両では、“オペレーターサービス”や音声で目的地設定や情報検索ができる“エージェント”、LINEのトーク形式で有用な情報が得られる“LINEマイカーアカウント”といった機能も利用できた。

さらに、第2世代の予防安全パッケージ“Toyota Safety Sense”を全車に標準装備し、車両価格は241.92万~268.92万円(ハイブリッド)/213.84万~261.36万円(直噴ターボ)に設定された。
カローラ・ハッチバックの歴史

カローラのハッチバックの歴史は古く、「カローラ・ランクス/アレックス」以前にも、実質ハッチバックに相当するモデルは多く存在していた。

1966年11月に誕生した初代「カローラ」の2年後にスポーティな“スイフトバック”と称する「カローラ・スプリンター」が追加された。厳密にはファストバックだが、ハッチバックスタイルに近いモデルと言える。その後も、ハッチバック風のカローラは、スポーティなモデルとして設定され続けた。


代表的なハッチバック専用車としては、1984年1月にデビューした「カローラFX」が上げられる。5代目「カローラ」のトランク部分を切り詰めて、2BOXハッチバックに仕立てたモデルである。このカローラFXは3代目まで販売され、2001年1月に「カローラ・ランクス/アレックス」、2006年10月に「オーリス」へと引き継がれ、カローラスポーツの原点となったのだ。
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カローラスポーツの日本での人気は、SUV「カローラクロス」やステーションワゴン「カローラ・ツーリング」に比べると、劣っている。一方で、欧州では「カローラ・ハッチバック」として主力モデルとなっている。日本では、このクラス(大きさ)のハッチバックは、使い勝手の良いSUVやワゴンの方に流れやすいのかもしれない。
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