Ferrari Challenge Trofeo Pirelli Japan
渾身の走りでポールポジションを獲得

参加した25台は、レース1同様に予選・決勝ともに2グループに別れて、トロフェオ・ピレリとトロフェオ・ピレリAmそしてコッパ・シェルの3クラス16台で構成されるグループAと、コッパ・シェルAmの9台からなるグループBがそれぞれ走行した。
未だにシリーズチャンピオンが確定していない最高峰クラス、トロフェオ・ピレリでポールポジションを獲得したのは、スーパーGTでの表彰台経験もあるポイントランキング2位の都筑晶裕。「296 チャレンジ」で初めて2分を切るコースレコードを叩き出す渾身の走りで、逆転チャンピオンに絶対必須のポールポジションを獲得した。ポイントリーダーのYamatatsuは0.2秒差でフロントロウに並び、最終決戦に向けての準備を整える。
Yamatatsuが最高峰クラスチャンピオンに

外気温40℃、路面温度51℃という厳しい環境の中、レース2が始まると2台は、レース1と同じく圧倒的な速さで後続を引き離していく。ラップを重ねるにつれて、都筑晶裕がYamatatsuに対するリードを徐々に拡大する。しかし残り7分となった終盤12周目に西ストレートでクラッシュが発生し、赤旗中断となってしまう。結局そのままレース終了となって都筑晶裕が今季6勝目を挙げるも逆転ならず、クラスチャンピオンはYamatatsuが獲得した。
トロフェオ・ピレリAmは、昨年のコッパ・シェルクラスチャンピオンのPhil Kimが初のクラスポールポジションを獲得。しかしスタート時にフライングを喫して勝負権を失ってしまった。代わってトップに立ったのがオーストリアからスポット参戦のErnst Kirchmayr。クラス予選2位から順調にラップを重ね、フェラーリ・チャレンジ・ジャパン参戦2レースで優勝を達成した。
2027シーズンも全5ラウンドを予定

マレーシアのYi Hang Tanがポールポジションを獲得したことで、レース前にクラスチャンピオンが確定したコッパ・シェル。レースでもスタート直後から、上位クラスのトロフェオ・ピレリAmをリードするほどの速さでリードを拡大していく。Tanはそのままシーズン最後のレースをポールトゥウィンで締め括った。
グループBとして9台が出走したコッパ・シェルAmで圧倒的速さを見せてポールポジションを獲得したのはTak Shawだ。しかし決勝ではレース1を制し、クラス予選2位からスタートしたKento Inamiの逆転を許す。Inamiはそのまま後続を振り切り、ラウンド5鈴鹿サーキットで2連勝を飾った。
これで2026シーズンのフェラーリ・チャレンジ・ジャパンは全5ラウンド10レースを終えた。しかしまだ戦いは終わっていない。世界中で開催されるフェラーリ・チャレンジの各クラスのチャンピオンは、世界一決定戦として11月17日から23日にかけて、カタルーニャ・サーキットで開催されるフィナーリ・モンディアーリに向かうという。そこでは世界中のチャンピオンが揃う、華やかな表彰式に参加できる。
なおフェラーリ・チャレンジ・ジャパンは、2027シーズンも同じく全5ラウンドが開催予定だと発表された。この5ラウンドには鈴鹿サーキットで開催されるF1との併催レースは含まれないという。来シーズンも白熱した戦いを期待したい。
PHOTO/フェラーリ・ジャパン
フェラーリ・チャレンジ・ジャパン・ラウンド5レース2鈴鹿サーキットを動画でチェック!

