Mercedes-Benz CLA with EQ Technology

次世代モデルとして

CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology
CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology

メルセデス・ベンツ日本は、MHEVモデルの新型「CLA」に続き、ブランド初となるフル電動モデル「CLA with EQ Technology」「CLA Shooting Brake with EQ Technology」の受注を開始した。2013年誕生の初代、2019年の2代目を経て迎えた第3世代は、新開発プラットフォーム「メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ(MMA)」と、独自開発の車載オペレーティングシステム「MB.OS」を初採用した、メルセデスの新世代を担うモデルである。

ボディタイプは流麗な4ドアクーペと、高い実用性を備えたシューティングブレークの2種類を用意。それぞれ58kWhバッテリーを搭載する「CLA 200 with EQ Technology」と、85.5kWhバッテリーを備える「CLA 250+ with EQ Technology」の2グレードをラインナップする。CLA 250+では一充電航続距離771km(WLTC)を実現し、日本市場におけるメルセデス・ベンツ製BEVとして最長の航続性能を誇る。

新世代プラットフォーム「MMA」を採用

CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology
CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology

新型CLAのボディサイズ(CLA 250+ with EQ Technology)は全長4725mm、全幅1835mm、全高1470mmでホイールベースは2790mm。エクステリアは「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」というデザイン思想をさらに進化させた。プラットフォームには最新の「MMA」を採用。今後登場するメルセデス・ベンツのコンパクトモデル群の基盤となるアーキテクチャであり、電動車向けに開発されながらも、1.5リッター直列4気筒ターボなど小排気量MHEVモデルにも対応する柔軟性を備えるプラットフォームだ。

先代と較べて約60mm長いホイールベースと、ショートオーバーハングによるスポーティなプロポーションに加え、フロントグリルに142個のLEDで構成されるイルミネーテッドメルセデス・ベンツパターングリルを採用。ヘッドライトとリヤコンビネーションランプにはスリーポインテッドスターをモチーフとしたライトシグネチャーを与えた。さらに、フレームレスドアやシームレスドアハンドル、フラットなアンダーボディなど細部まで空力性能を追求することで、Cd値0.21というトップレベルの空力性能を実現。優れたデザインと高効率を両立した。

「日本庭園」に着想を得たというインテリア

CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology
CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology

インテリアは「日本庭園」に着想を得たというミニマルなデザインを採用。本質だけ残すという思想のもと、ダッシュボード全幅へ広がるMBUXスーパースクリーン、浮遊感を演出するセンターコンソール、ドアトリムを組み合わせることで、従来のメルセデス・ベンツとは異なる軽快でモダンな空間を演出した。

ステアリングホイールは静電スイッチを採用しつつも、音量調整にはローラー、ACC操作にはロッカースイッチを採用するなど、物理スイッチを使うことで操作性に配慮した。全車標準装備となる大型パノラミックルーフにはLow-Eコーティングや赤外線フィルムを採用し、日射熱を抑えながら開放感も向上した。

シューティングブレークでは455L(最大1290L)のラゲッジスペースを確保。さらにメルセデス・ベンツ初となる容量101Lを誇るフランクも備える。V2L(外部給電)機能も搭載され、アウトドアや非常時の電源としても利用できる。

一充電航続距離771kmを実現

CLA 250+ with EQ Technology
CLA 250+ with EQ Technology

パワートレインにはリヤアクスルに永久磁石同期モーターを搭載し、2速EVトランスミッションを組み合わせた。1速は発進から市街地走行まで、2速は高速巡航時を重視した設定とされ、高速走行時には93%という高いエネルギー伝達効率を実現したという。従来比最大20%高いエネルギー密度を実現し、搭載される駆動用バッテリーの電力量は200が58kWh、250+が85.5kWhで、一充電航続距離771km(WLTC)を実現した。充電出力はDC急速充電が100kW、AC普通充電が6kWとなる。

さらに冬季のエネルギー効率低減対策として、メルセデス初採用となるマルチソースヒートポンプを装備。駆動系やバッテリーの排熱や外気の熱源を利用することで、暖房に必要な電力を一般的補助ヒーターの約3分の1に抑えたという。MB.OSによるナビゲーション連携により、急速充電前にはバッテリー温度を最適化し、充電性能も高める工夫もある。

ブレーキブースター、マスターシリンダー、ESPを統合した新開発ワンボックスブレーキシステムへ刷新。高いブレーキバイワイヤ技術により、回生ブレーキと油圧ブレーキの切り替えを意識させない自然なペダルフィールを追求した。回生ブレーキは最大200kWの強力な回生出力を実現したという。

MB.OSがもたらす新しいデジタル体験

CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology
CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology

新型CLA最大のトピックのひとつが、新型Sクラスに続いて採用された独自OS「MB.OS」だ。車両全体を統合制御する新世代ソフトウェアアーキテクチャで、インフォテインメント、ADAS、ボディ制御、パワートレイン、充電システムまでを一元管理する。

第4世代MBUXはChatGPTやGoogle Geminiなど複数の生成AIを統合したMBUXバーチャルアシスタントを採用した。Googleマップをベースにメルセデス独自のUIや充電計画機能を組み込んだナビゲーションも備え、バッテリー残量や高低差、気温、充電器の空き状況まで考慮した最適なルートを提案するという。OTAによるソフトウェアアップデートにも対応しており、購入後も継続的に機能が進化していく点も特徴だ。

実用性と安全性も大幅に向上

CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology
CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology

安全性能では「このクラスで最も安全なクルマ」を目標に開発された。8基のカメラ、5基のレーダー、12個の超音波センサーを組み合わせた新世代運転支援システム「MB.DRIVE」を採用し、高速道路での運転支援やレーンチェンジアシスト、360度カメラによる駐車支援などを搭載。同セグメント初となるセンターエアバッグや、高電圧バッテリーを保護する多段階保護システムなど、電動車ならではの安全性も高められている。

価格は「CLA 200 with EQ Technology」の668万円から「CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology」の798万円まで。国のCEV補助金98万円に加え、東京都ではZEV補助金70万円の対象となる。また、MBUXスーパースクリーンやマルチビームLEDヘッドライトなどを標準装備した特別仕様車「Launch Edition」も9月以降に導入予定としている。

PHOTO/GENROQ

車両本体価格(税込)

CLA 200 with EQ Technology 668万円
CLA 250+ with EQ Technology 775万円
CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology 691万円
CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology 798万円

「メルセデス AMG CLA 45 4MATIC+」の走行シーン。

システム最高出力680馬力の高性能モーター3基搭載「メルセデスAMG CLA 45 4MATIC+」がデビュー

メルセデス AMGは、フル電動パフォーマンスモデル「メルセデスAMG CLA 45 4MATIC+ セダン」と「メルセデスAMG CLA 45 4MATIC+ シューティングブレーク」を発表した。フロントに1基、リヤに2基のアキシャルフラックスモーターを搭載し、コンパクトなサイズながらも最高システム出力500kW(680PS)を発揮する。