1.5Lマイルドハイブリッドを積む前輪駆動モデル「CLA 180」と「CLA 220」の2グレードを両ボディそれぞれに設定

新型CLAは、ドライブトレーン、トランスミッション、プラットフォーム、サスペンション、さらにデジタル体験までを刷新。最新のプラットフォーム 「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラーアーキテクチャーA)」を採用したボディサイズは両ボディともに、全長4725×全幅1835×全高1470mmで、ホイールベースは2790mm。従来型と比べて全長が35mm、全幅が5mm、全高が40mm、そしてホイールベースが60mm大きくなった。

エクステリアは、メルセデス・ベンツのデザイン思想である「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」を、電動化とデジタル時代にふさわしく進化させ、エモーショナルでありながら高い空力特性を感じさせる、流麗でモダンなデザインを採用。伸びやかなホイールベース、低く流れるルーフライン、ショートオーバーハングが織りなすプロポーションにより、CLAならではの美しさをさらに研ぎ澄ませた。

新型CLA シューティングブレークは、CLAの流麗なデザインをベースに、後方へ伸びるルーフラインと広いラゲッジスペースを融合したモデル。CLAならではのエモーショナルなデザインを保ちながら、日常使いからレジャーまで対応する高い実用性を備えている。

フロントには、クローム仕上げのスターパターンを採用したイルミネーテッドラジエターグリルが洗練されたフロントフェイスを演出。ヘッドライトおよびリヤコンビネーションランプには、スリーポインテッドスターをモチーフとしたライトシグネチャーが採用された。さらに、フレームレスドアや、CLA初採用となるシームレスドアハンドル、空力性能にも配慮したリヤディフューザーなど、機能性と造形美を融合させている。

インテリアは、これまでの造形的なインテリア表現から一歩進んだ、ミニマルで先進的な空間へと進化。厳選した印象的な先進的要素を際立たせることで、このクラスに新しいラグジュアリー体験をもたらす。

インテリア全幅に広がるMBUXスーパースクリーン、立体的に造形されたドアセンターパネル、そして前方へ伸びるセンターコンソールは、いずれも浮遊感のあるフローティングデザインを採用し、軽やかでモダンな室内空間を演出している。

インテリアトリムは標準仕様にアンスラサイトアノダイズドルックインテリアトリムを、オプションのAMG ラインパッケージ選択時にはライトブラッシュドアルミニウムインテリアトリムを組み合わせる。

オプションの「アドバンスドパッケージ」を選ぶと装備されるMBUX スーパースクリーンは、大きなガラス面の下にディスプレイを一体的に配置し、インテリアをより先進的なものにする。両端にはジェットエンジンのタービンを想起させる丸型エアアウトレットを備え、機能性と造形美を融合させている。さらに、ドアセンターパネルやセンターコンソールも浮いているように見える造形とすることで、室内全体に軽快さと奥行きのある表情を与えている。センターコンソールは2層構造で、上段には立体感のあるトリム面に加え、カップホルダーやワイヤレスチャージングトレイが配置された。

新型CLAで初採用となり、標準装備される大型パノラミックルーフは、フロントウインドウフレームから後方までシームレスに広がるセンターブレースのない一体型固定式ガラスルーフ。上方への視界を大きく確保することで、室内にいっそうの開放感と明るさをもたらすとともに、先代モデルと比べてよりゆとりのあるヘッドルームにも寄与する。さらに、熱線を遮る合わせガラスに加え、外側に赤外線フィルム、内側にLowE コーティングを採用し、日射や熱の影響を低減。この設計によりローラーブラインドを不要とし、より開放的な室内空間が創出された。

新型CLA には、メルセデス・ベンツが自社開発したオペレーティングシステム「MB.OS」を採用。MB.OSは、車両に深く統合されたチップ・トゥ・クラウドアーキテクチャにより、インフォテインメント、運転支援、ボディ&コンフォートの各領域を統合的に制御する。さらに、メルセデス・ベンツ インテリジェントクラウドに接続された車両システムにより、運転支援機能を含む主要な車両ソフトウェアをOTA(Over-the-Air)で継続的にアップデートすることが可能だ。

第4世代MBUXは、このMB.OS上で作動するメルセデス・ベンツ最新のインフォテインメントシステムとなった。人と車両とのより直感的でパーソナライズされたインタラクションを実現します。新しいUI/UX コンセプトのもと、必要な情報へよりスムーズにアクセスできる操作性を追求し、新しいデジタル体験をもたらす。

複数のAIをひとつのシステムに統合した新しいMBUX バーチャルアシスタントは、友人との会話のようなコミュニケーションを可能にし、会話の文脈を保持する短期記憶機能も備えている。ChatGPTやMicrosoft Bing の検索に基づく情報検索をサポートするとともに、Google Gemini との連携により、ナビゲーションや興味のある場所などに関する詳細を音声操作によりユーザーに提供できる。これにより、自然な会話形式で、直感的な操作が可能となった。

また、新型CLAでは、Googleとメルセデス・ベンツが提携して開発した新世代のナビゲーションを採用している。この新しいMBUXナビゲーションは、Googleマップの地図データ・交通情報と、メルセデス・ベンツ独自のUI/UX を組み合わせた、メルセデス・ベンツ専用のナビゲーションだ。

荷室容量はCLAが405L、CLAシューティングブレークが255Lを確保。CLAシューティングブレークには40:20:40の3分割可倒式のリヤシートバックが採用され、荷室スペースを最大1295Lに拡げられる。

パワートレーンは1.5L 直列4気筒ガソリンエンジンに、8速DCTを統合した電気モーターを組み合わせるマイルドハイブリッド。エンジンスペックは、エントリーモデルの「CLA 180/CLA180シューティングブレーク」が136ps/200Nm、上級の「CLA 220/CLA 220シューティングブレーク」が190ps/300Nmを発揮し、いずれも22kW(30ps)/200Nmのモーターと、1.3kWhのバッテリーを組み合わせる。駆動方式はいずれもFFで、WLTCモード燃費は「CLA 180」が20.3km/L、「CLA 180シューティングブレーク」が20.0km/L、「CLA 220」が20.2km/L、「CLA 220シューティングブレーク」が19.9km/Lと発表された。

プラットフォームの刷新にあわせて、シャシーも大きく進化した。コイルスプリング式コンフォートサスペンションを基本に、フロントには新開発の3リンク式アクスルを採用。ロアコントロールアームは、鍛造アルミニウム製の横方向アームおよびスラストアームで構成されている。マクファーソン式と同様に、ストラットがホイールをガイドし、ステアリングナックルに直接接続。第3のリンクとなるタイロッドはラック&ピニオン式ステアリングの一部として機能し、ステアリングギヤをホイールセンター前方に配置することで、狙い通りのセルフステア特性と正確なステアリング応答性を追求している。

安全運転支援機能は新世代版「MB.DRIVE」。MB.DRIVE は、運転支援に加えて駐車支援も含む支援システム群の総称で、メルセデス・ベンツが追加の快適運転支援機能を統合して提供する新しい枠組みであり、運転時や駐車時におけるドライバーの負担軽減をサポートする。

8つのカメラ、5基のレーダー、12個の超音波センサーに加え、高性能なコンピューターを採用。これらのセンサーと高度な演算能力により、車両周囲の状況を把握し、先進的な運転支援および駐車支援機能を支える。

標準装備のMB.DRIVE および MB.DRIVE ASSISTには、ディスタンスアシスト・ディストロニックにステアリングアシストを補完することで、運転支援として高速道路や渋滞時などにおける快適性を高める。また、新型CLAではレーンチェンジアシストを採用し、ウインカーレバー操作により高速道路での車線変更を支援。さらに、駐車支援システムのMB.DRIVE PARKING ASSISTでは、車両の両側の駐車スペースを早い段階から検知し、パーキングアシストによるスムーズな駐車をサポートする。MB.DRIVE PARKING ASSIST 360は、360°カメラシステムによる新しく改良されたサラウンドビューを提供する。

メルセデス・ベンツ「CLA」モデルラインナップ
・CLA 180:598万円
・CLA 220:687万円
・CLA 180シューティングブレーク:621万円
・CLA 220シューティングブレーク:710万円
※価格は消費税込み

導入記念特別仕様車「ローンチエディション」にはMBUXスーパースクリーンやマルチビームLED ヘッドライトなどを標準装備

新型CLAの導入を記念して、350台限定で日本限定の特別仕様車「CLAローンチエディション(税込699万円)」が設定された。ローンチエディションには通常モデルには設定のない、ゴールドアクセントをあしらった専用19インチAMGアルミホイールに加え、AMGラインプラス、ナイトパッケージなどを採用。随所にブラックアクセントを配することで、スポーティかつ精悍な印象を高めている。さらに、通常はオプション設定となるMBUXスーパースクリーンやマルチビームLEDヘッドライトなどを標準装備し、新型CLAの魅力を凝縮した仕様となっている。

ボディカラーはポーラーホワイト(ソリッド)、マヌファクトゥーアアルペングレー(ソリッド)、コスモスブラック(メタリック)の3色を設定。インテリアは、コスモスブラック(メタリック)とマヌファクトゥーア アルペングレー(ソリッド)にはレザーARTICO/MICROCUT [ブラック]を、ポーラーホワイト(ソリッド)には明るくモダンな印象をもたらすレザーARTICO/MICROCUT[ブラック/クリーンホワイトパール]を組み合わせる。

さらに、ポーラーホワイト(ソリッド)外装とレザーARTICO/MICROCUT[ブラック]内装を組み合わせたオンラインショールーム限定モデルも設定された。

なお、「CLA 180シューティングブレーク」のローンチエディションは後日発表される予定だ。