+2cmは「高くするため」じゃない! 動けるポジションを作るハイシート
グロムはコンパクトな車体が魅力だけど、体格や走り方によっては「もう少し前後に動けたら」と感じることもある。そこでSCシートは、純正比+20mmとなるシートフォームを採用。単純に座面をかさ上げするのではなく、ライダーが座る位置を選びやすくすることを狙っている。
Gクラフトによれば、コンセプトは「スポーツ寄りのストリート」。サーキット専用品のようにスポーツ性だけへ振るのではなく、街乗りでの快適性とのバランスも考えたシートフォームとしている。
つまり、腰を落ち着けて普通に流すのもよし、ワインディングなどでは座る位置を変えて積極的に身体を使うのもよし。毎日のストリートで使える範囲を残しながら、グロムらしい“操る楽しさ”をもう一歩引き出そうというわけだ。

画像は、座面は前後にゆったりと使える形状が分かる。ライダーを特定の位置へ固定しすぎず、走り方に合わせて着座位置を選びやすい。

前方を絞り込み、ハイシートながら足を下ろす際の邪魔になりにくい形状を狙った。

画像はノーマルGROM(JC92)。SCシートでは純正のシートラインを大きく崩さず、座面高とフォームを見直している。
ハイシートなのに足つきも考えた! 前方の絞り込みがポイント
「+2cm」と聞くと、小柄なライダーなら真っ先に心配するのが足つきだろう。ところがSCシートは、高くしたぶんをそのまま足つき悪化につなげないところがおもしろい。
ポイントはシート前方の形状。足を地面へ伸ばす部分をなるべく細くすることで、Gクラフトでは純正に近い足つきとなるよう設定しているという。もちろん体格による差はあるものの、「スポーツ性を求めたら足つきは我慢」という方向ではないんですね。
座面には細かな凹凸のある表皮を使い、サイドには控えめなGクラフトのタグ。シート中央のベルトも含めてデザインはかなりシンプルだ。派手なドレスアップパーツではないけれど、ライダーがバイクに乗っている間、ずっと身体に触れているのがシート。見た目以上に走りの印象を変えてくれるパーツだけに、この“+2cm”はなかなか気になるところだ。

座面表皮には細かな凹凸を設けたデザインを採用。Gクラフトのタグもさりげなく入り、純正ライクな雰囲気を大きく崩さない。

装着すると座面からテールへ続くラインもスッキリ。ハイシート化によって、ノーマルとはひと味違う伸びやかなシルエットになる。
製品情報 Gクラフト GROM(JC92) SCシート
適合:GROM(JC92)
品番:32431
価格:3万5200円
シート高:純正比+20mm
※初回ロットは9月上旬を予定
メーカー公式サイトはこちら
【モトチャンプ編集部】

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