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■スポーティセダンの4代目レクサスGS350が米国で発表

2011年8月19日に米国で発表された4代目「レクサスGS350」

2011(平成23)年8月19日、トヨタは米国カリフォルニア州ペブルビーチで6年半ぶりにモデルチェンジした4代目となる「レクサスGS350」を披露した。日本でのレクサスGSとしては2代目となるが、“ファン・トゥ・ドライブの極限化”を追求し、より感性に響く楽しい走りを実現したという。

高級セダンのアリストを北米でレクサスGSとして販売

レクサスGSは、2005年8月、日本でのレクサスブランド開業と同時に、新型車として販売された。しかし、日本で初代となるGSは、世界的に見ると3代目であり、初代と2代目は日本では「アリスト」の車名で販売された。

1991年12月にデビューしたトヨタ初代「アリスト」、北米では1993年から「レクサスGS」として販売

初代アリストは、1991年12月にスポーティな高級セダンとしてデビュー。基本コンポーネントは、同時にデビューした「クラウンマジェスタ」と共用。最大の特徴は、イタリアの巨匠ジウジアーロが率いるイタルデザイン社が手掛けたアグレッシブなスタイリングだった。

1991年12月にデビューしたトヨタ初代「アリスト」、北米では1993年から「レクサスGS」として販売
1991年12月にデビューしたトヨタ初代「アリスト」の室内

もうひとつの特徴は、優れた走行性能である。エンジンは、NAと最高出力280ps/最大トルク44.0kgmを発揮する3.0L 直6 DOHCインタークーラーツインターボで、ツインターボ車はその圧倒的な加速感がファンの間で注目されて人気を獲得した。北米市場では、1993年にレクサスブランドの「LS」に次ぐクラス「レクサスGS」として追加されて販売が始まった。

1997年8月にデビューした2代目「アリスト」(海外名:レクサスGS)
1997年8月にデビューした2代目「アリスト」(海外名:レクサスGS)

1997年8月には、日本のアリストはモデルチェンジで2代目に移行、北米のレクサスGSも2代目となった。デザインは先代のイメージを継承しつつ、新開発のプラットフォームを採用し、エンジンの搭載位置を後方に下げるなどして前後重量配分を適正化し、ハンドリング性能を向上させた。

2代目「アリスト」(海外名:レクサスGS)に搭載された2JZ-GTE型エンジン
2代目「アリスト」(海外名:レクサスGS)に搭載された2JZ-GE型エンジン

エンジンは先代から引き継いだが、VVT‐iの採用や吸気系の改良によってパワーアップした。アリストは、この2代目で終了し、次期3代目モデルからは「レクサスGS」に移行した。

アリスト改め、日本でもレクサスGSを名乗る

そして、アリスト改め日本の初代レクサスGS(世界的には3代目)は、2005年8月のレクサスブランドの開業と同時に登場した。

スタイリングは、低く構えたノーズから滑らかな形状のCピラーを経てハイデッキのリアエンドに収束するスポーティなフォルム。インテリアについても、先進技術と最高の素材を融合させ、特にメーターはアルミをメーターのフェイスに使って磨き上げた金属光沢が高級感を印象づけた。

ラインナップは、最高出力280ps/43.8kgmを発揮する4.3L V8 DOHC搭載の「GS430」と315ps/38.4kgmの3.5L V6 DOHCエンジンを搭載した「GS350」の2種で構成。トランスミッションは電子制御6ATが組み合わされ、駆動方式はFRを基本にGS350には4WDが設定された。

翌2006年3月には、日本のレクサスブランドとして初のハイブリッド車「GS450h」を追加。エンジンは、GS350用の3.5Lだが、モーターとの組合せにより4.5L並みの345psを発生することからモデル名を「450」にしたのだ。さらに2007年10月には、347ps/46.9kgmを発揮する新開発の4.6L V8 DOHCエンジンを搭載した「GS460」が加わり、同時にATが6速から8速ATに変更された。

米国でまず4代目レクサスGS350を発表

2011年8月19日に米国で発表された4代目「レクサスGS350」

2011年8月のこの日、米国カリフォルニア州で4代目「レクサスGS350」が発表された。日本での「レクサスGS」としては2代目、前身となる「トヨタ・アリスト」から数えると、4代目となる6年半ぶりの新型モデルである。

レクサスGS350では、“ファン・トゥ・ドライブの極限化”を追求して、より感性に響く楽しい走りが実現された。スタイリングはこれまでの丸みを帯びたものから、シャープなシルエットへと変貌。とくにフロントまわりには、レクサスの象徴デザインのスピンドルグリルを採用し、LEDをライン状に並べたヘッドランプが配され、強烈な個性が放たれた。

2011年8月19日に米国で発表された4代目「レクサスGS350」

インテリアについては、前後ヘッドクリアランス、後席ニールームともに拡大され、大人が快適に過ごせる空間を確保。水平基調のインパネをはじめ、世界最大サイズを謳う12.3インチの液晶ディスプレイが目を引いた。

パワートレーンは、最高出力318ps/最大トルク38.7kgmを発揮する3.5L V6 DOHCエンジンと6速ATの組み合わせ。駆動方式は基本FRだが、4WDも用意された。このエンジンには、D-4S(筒内+ポート噴射)システムが採用され、高出力と低燃費・低エミッションの両立を図った。

さらに剛性を14%アップしたボディは、新開発の前後サスペンションと相まって、切れのよい鋭い走りを実現。また、可変ステアリングと後輪操舵を併用するLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリング・システム)といったハイテク装備も、走りを際立たせた。

今回発表された「GS350」は、翌2012年1月に日本で車両価格580万~710万円で販売された。

2012年に日本で発売されたレクサス「GS」
2012年に日本で発売されたレクサス「GS」のパワートレーン
2012年に日本で発売されたレクサス「GS」のパワートレーン
2012年に日本で発売されたレクサス「GS450h“F SPORT”」

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2代目GS(世界的には4代目)シリーズは、「GS350」に加え、同時に215ps/26.5kgmの2.5L V6 の「GS250」、さらに同年3月には、295ps/36.3kgmの3.5L V6エンジン+200ps/28.0kgmのモーターを搭載したハイブリッドモデル「GS450h」が追加された。GSシリーズは、スピンドルグリル採用の新世代レクサスらしいスタイリングと高級感のあるインテリアで高い評価を受けた。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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