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今日は何の日?

■雪道にも強いスノーシンクロモード付ATTESA E-TS搭載のスカイライン 250GT FOUR

2001年9月26日にデビューした日産11代目(V35型)「スカイライン 250GT FOUR」

2001年(平成13)年9月26日、日産自動車は同年6月にデビューした11代目(V35型)「スカイライン」に、4WD車「スカイライン250GT FOUR」を追加した。250GT FOURには、電子制御トルクスプリット4WDである“ATTESA E-TS”に、新たに雪路での発進性と走行性能を高めた“スノーシンクロモード付ATTESA E-TS”が搭載された。

V6エンジンとFMレイアウトを採用した11代目V35型スカイライン

2001年6月にデビューした日産11代目(V35型)「スカイライン」
2001年6月にデビューした日産11代目(V35型)「スカイライン」のリヤビュー

11代目(V35型)「スカイライン」は、2001年6月にデビューした。従来のスカイラインのイメージを大きく変え、“21世紀の理想のプレミアムスポーツセダン”を目指して、また世界戦略車として海外では高級車ブランド、インフィニティ「G35」として販売された。

日産11代目(V35型)「スカイライン」の新世代FMパッケージ

特徴は、フロントミッドシップ(FM)レイアウトの採用と、従来の直6エンジンを止めて小型軽量なV6エンジンに換装したこと。FMレイアウトによって、スポーティな走りと高級サルーンの乗り心地、優れた取り回し性が達成されたのだ。

日産11代目(V35型)「スカイライン」のコクピット
日産11代目(V35型)「スカイライン」の前後シート

スタイリングは、ショートオーバーハングと大径タイヤによるスポーティでFR車らしい上品なフォルムと、ロングホイールベースによる広くて快適な室内空間を実現。インテリアについても、ブラック/エクリュ(生成り)の2トーンで統一し、大人4人がくつろげる上質なパーソナル空間が演出された。

日産11代目(V35型)「スカイライン 250GT FOUR」搭載の2.5L V6(VQ25DD)エンジン

エンジンは、最高出力250ps/最大トルク27.5kgmを発揮する2.5L V6 DOHC(VQ25DD)、260ps/33.0kgmの3.0L V6 DOHC(VQ30DD)の2種エンジンと、5速MTおよび電子制御5速AT(5M ATx)の組み合わせ。両エンジンとも、eVTC(電子制御式連続可変バルブタイミング)を世界で初めて採用して、高出力と低燃費を両立。なお、駆動方式はFRのみである。

2001年6月にデビューした日産11代目(V35型)「スカイライン」

車両価格は、265万~291万円(2.5L車)/325万~333万円(3.0L車)に設定された。

氷雪道でも安心な4WD車の250GT FOURを追加

2001年9月26日にデビューした日産11代目(V35型)「スカイライン 250GT FOUR」

V35型「スカイライン」は、デビュー後も商品力強化を進めた。2001年9月のこの日、あらゆる路面状況で思い通りの走りが実現できる“スノーシンクロモード付ATTESA E-TS”を装備した4WD車「スカイライン250GT FOUR」が追加された。

日産11代目(V35型)「スカイライン 250GT FOUR」の機構透視図

電子制御トルクスプリット4WDのATTESA E-TSを初めて搭載したのは、1989年の8代目(R32型)「スカイラインGT-R」と「スカイラインGTS-4」で、グループAレースでの勝利を目指して開発された4WDシステムである。基本はFRだが、路面状況や走行状態に応じて4輪駆動の50:50まで、電子制御多板クラッチでフロントにもトルクを配分するシステムだ。

日産「スカイライン250GT FOUR」

最新の4WDシステム“スノーシンクロモード付アテーサE-TS」は、発進時の前後トルク配分を約50:50に固定して発進を容易にする「シンクロモード」に、滑りやすい路面でスロットル開度を最適に制御する機構を組み合わせることで、特に氷雪路での発進性と走行性能を高めたシステムである。

日産11代目(V35型)「スカイライン 250GT FOUR」のリアビュー

スカイライン250GT FOURのパワートレーンは、2.5LのV6(VQ25DD)エンジンと5M ATxとの組み合わせ。車両価格は、310万円、ハイグレードのPコレクションとSコレクションはいずれも321万円に設定された。

初めて機械式ATTESAを搭載したU12型ブルーバード

ATTESA E-ATの前身であるATTESAが初めて採用されたのは、1987年9月に登場した8代目(U12型)「ブルーバード」である。

1987年9月に登場した8代目(U12型)「ブルーバード」

ATTESAは、基本的には常時50:50の4WDをベースにした、ビスカスカップリング付センターデフ式フルタイム4WDである。センターデフにシリコンオイルを使ったビスカスカップリングLSDを組み合わせて、後輪がスリップすると前後輪の回転差が大きくなり、ビスカスが発熱して粘性が上がる。そうなると、センターデフの差動を抑え、前輪へトルクを送るという流れで、滑った瞬間に前輪の駆動力が増え、前後のトラクションを確保する機械式のフルタイム4WDである。

1987年9月に登場した8代目(U12型)「ブルーバード」に搭載されたATTESA 4WDシステム

一方の電子制御トルクスプリット4WDのATTESA E-TSは、基本はFRでセンターデフを持たず、前輪への駆動は湿式クラッチを油圧で締結。センサーでスリップを検知すると、電子制御で前輪へトルクを発生させる。

ATTESA E-ATの方が応答性に優れているので、スポーツ志向のスカイラインに向いているのだ。

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かつて4WDは、雪路や悪路のための特別なクルマだったが、現在はATTESA E-TSのようなアクティブ・オンデマンド4WDが、市街地からオフロードまで安全に走れる多目的なクルマと位置付けられ、一般のクルマにも普及している。さらに電動化の影響で、電動式4WDもさらに普及することが予想される。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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