重さとカッコよさはトレードオフです
ドレナビをご覧のみなさん、こんにちは。編集部やまぐちです。前回、ついにタイヤ&ホイールを交換した5型ジムニーシエラ。過去に乗ったクルマはすべてタイヤ&ホイールをカスタムしてきましたが、基本的にローダウン&インチアップ一辺倒でした(一部、あえてタイヤ外径を下げるためにインチダウンしたこともありますが……)。スポーツカーが多かったので、タイヤもハイグリップ系中心です。なので、いわゆるリフトアップに加え、オフロードタイヤは人生初体験。というわけで、今回は、タイヤ&ホイール交換後のレビューをお届けしようと思います。
改めてやまぐちのシエラのタイヤ&ホイールについて紹介します。タイヤはヨコハマ・ジオランダーX-ATで、245/70R16サイズ。ホイールは、ESB・CLS TC01の16×6.0J-18です。
ジオランダーX-ATの245/70R16には2種類あって、パッと見はほぼ同じですが仕様が異なります。シエラに装着した詳しいサイズは、LT245/70R16 106/103Q。もう一種類は、LT245/70R16 118/115Q。前者はロードレンジ6PR&ロードインデックス106、後者は10PR&118という違いがあり、後者はタイヤの剛性が高くシエラにはオーバースペック。また、重さも前者のほうが2.8kg軽いので、ライト級のジムニーシエラには前者がベターです。ちなみに、見た目では前者が片側アウトラインホワイトレター、後者はブラックレターの違いがあり、カスタム感を踏まえても前者がいいと思いました。
CLS TC01はジムニーシリーズに向けて3つのサイズがあり、ジムニー用の16×6.0J+25と、今回装着した6.0J-18、そして8.0J-25を設定。シエラ向けの選択肢は後半の2サイズになりますが、いずれもカスタム前提サイズです。個人的にホイールは外に出したいので、シエラの一般的なサイズである6.0J-5だと物足りなく感じると思ったのが選んだ理由です。

実際に取り付けた後の感想は、ありきたりですが、重いです。まず、走り出しがめちゃくちゃもっさりします。純正タイヤ(195/80R15)比で重量が約65%増加(約11.2kg→18.5kg)、ホイールも純正アルミからスチール製になったので、さらに重量差は大きくなります。また、タイヤ外径も純正比で約9.1%大きくなるので(約693mm→756mm)、発進時はかなり影響を受けます。一方で、ある程度巡航速度になれば安定するので高速道路やバイパスなどはめっちゃ快適でした。
重さの影響は他にもあって、燃費は確実に悪化します。やまぐちのマルチインフォメーションディスプレイの実測では、タイヤ&ホイール交換前は13.3km/L前後でした。交換後は現状10.5km/L(タイヤ外径の補正をすると約11.5km/L)。これは高速や国道のバイパスなどで巡航する割合が半分くらいあるからで、ストップ&ゴーが多い市街地では満タン法で約8.5km/L(補正値は約9.3km/L)です。やまぐちの場合、外径を補正した数値で比較すると、最大で約30%ほど燃費が悪くなった計算になります。
また、ブレーキについても重さの影響を受ける部分。ただ、ここは個人的には、多少効きは悪くなったと感じますが、一刻も早くブレーキパッド交換などで対応しなければいけないほど厳しい状況ではないと思いました。
最後に、一般的なラジアルタイヤと比べたときの感想です。扁平率が大きいこともあり、どうしても右左折やコーナリング時にタイヤのよれは感じやすいです。それと、路面が濡れているときなどは、滑りやすいと思います。ただ、目を三角にしてコーナーを攻めるクルマではないですし、日常的に乗るのであれば扱いやすいタイヤだと思いました。また、A/Tタイヤの割に大きなブロックを採用していますが、かなり静かです。もともとハイグリップ系タイヤを使っている身としては、想像以上に静粛性は高いと感じています。
外径が大きいためバックするときにフェンダーライナーにバリバリと干渉しますが、これはわかっていてやっていることなので一旦棚上げするとして、見た目や乗り心地など、かなり満足度は高いカスタムになりました。次回は、納車から半年ちょい過ぎたので、これまで取り付けたパーツのプレイバックをしようと思います。
*純正タイヤの外径/重量はメーカーより公式データが公表されていないので、近似タイヤを参考にした推定値になります。
ジャオス製サスキットとの相性は!?

燃費の悪化は想定より全然ましでした

スピードメーターの誤差は結果オーライ

先進機能はちゃんと作動しています

車高は約31mmアップしました

今後に必要な対策も見えてきました



